質問
高校生

読書感想文書いたけど、誰かアドバイス欲しい!(夏の庭を読んで書きました)

誰かの死からの贈り物 「死ぬのは怖くて嫌だ。」 これは、今を生きる私たちが無意識に考えていることだろう。 しかし、 死というものは意 外と近くに存在するものなのだ。 今心臓が動いて呼吸が出来ていても、1分後には心臓発作などの急病になって死ん でしまうかもしれない。 また、 何も考えずにボーっと歩いていたら、 前後から車に突っ込まれて交通事故にあってし まうかもしれない。 これらは 「~かもしれない」 という起こる可能性が低い事だけれど、 これは全て今、 日本全国で 沸騰するように起きている。 また、 普段健康な人でも、 明日突然死んでしまうことだってあるのだ。 このように、死 は、見えないだけで確実に私たちのそばに存在するのだ。 小学生で亡くなったら可哀想。 老人や高齢者だったら大往 生。そんなことは絶対にない。 小学生でも 「自分の人生はもう満足した」 と納得して死んでいく人がいるし、 反対に 高齢者の方でも、 「まだまだ生きたい」 と強い思いがあるのに、 身体が言うことを聞かず結局亡くなってしまうこと もあるだろう。 その人に対しての想いや思い出が溢れ出て、 「まだ死なないで!」 と手を握って、 泣きじゃくる人が たくさんいるのが自然の摂理だろう。 たしかに、 家族や恋人などの大切な人が病気や突然の事故で死に至ってしまう 状況なんていうのは、ドラマの話ではなく現実世界で常に起こっている現象だ。 ここで、 皆さんにひとつ質問をして みたい。 亡くなった人の身体に触れたことはあるだろうか。 ここからは実体験を話すことにする。 ひぃおじいちゃん は私が保育園年少の時に入院した。 だいぶ前のことだというのもあり、 なぜ入院したのかなどは思い出すことは出来 なかった。 それから7年近くたった今年の5月。 学校が終わり家に帰ると会社に行ったはずのお父さんがいた。 「ひぃ おじいちゃんが亡くなった。」 お父さんはそう私に告げた。 その瞬間死という言葉が私の頭の中を過ぎり、 身体がこ わばったのだ。 たが、悲しいという感情は湧いてこなかった。 冒頭にも言ったように、 人がまだ死なないで!と泣き じゃくるのはその人との思い出やその人への想いがあるから。 つまり、 私とひぃおじいちゃんの間に思い出などなか ったということになる。 その時になって後悔をした。 「もっとひぃおじいちゃんと話しておけばよかった、 お見舞い にでも行ってもっと会っておけばよかった」 まるで大切な人を亡くし、 その人への想いを嘆く映画の主人公のよう に。 そんな遅すぎる後悔をしながら、 亡くなったひぃおじいちゃんを見に行った。 ひぃおじいちゃんは氷のように冷 たく、固まっていた。 全く動かず、 ひぃおじいちゃんだけが時が止まっているかのような、 そんな世界にいた。 葬式 でひぃおじいちゃんは若い頃地域の人のために草取りをしたり、山の手入れをしていたと聞いた。 それを聞いた日か ら私も家の手伝いに率先したり、困っている人がいないかと周りを見るようになった。 この体験から言えることは、 「人の死は決して悲しいことじゃない。 思いっきり泣いたら、 また生きる活力になってくれる」 ということだ。 「だ れかのために。」 この想いがもたらすパワーやエネルギーは計り知れない。 この本から学んだこと。 それは、死とい うのは決して怖いものじゃない。 今この瞬間を生きている私たちに、 必ず起こるもので、 最後は誰かのために生きる という活力に変わってくれるという教訓である。

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