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✨ ベストアンサー ✨

実験の考察における前知識として、エイブリーが実験をする前から、遺伝情報がDNA、タンパク質、(確か脂質?)の3つのうちのどれかということは分かっていました。
そこでエイブリーは乃々華さんの写真にあるような実験を行いました。
形質転換とは、菌Aが持っている遺伝情報が菌Bに移り、その形質が発現することを言います。
タンパク質を分解する物質を加えた抽出液をR型菌が生育する培地に加えた結果、形質転換が起こった。つまり、タンパク質は遺伝情報ではないということが示唆されます。タンパク質は分解されているはずなので、それが他の菌に移ったとしてもそれが発現することはありえませんよね?(仮にタンパク質が遺伝情報だとしたらですよ)
同様にDNAを分解する物質を加えた抽出液を加えた結果、形質転換が起こらなかった。つまり、本来起こるはずの形質転換がDNAが分解された結果起こらなくなったということですから、DNAが遺伝情報であることが示唆されます。
厳密には、この実験からはDNAが形質転換に何かしら関わっているということしか分かりませんが、前知識にあるように、当時は3つうちのどれかが遺伝情報を担っていると考えられていたため、そういう結論に至っているのだと思います。

乃々華

なるほど!もやもやしていた部分がすっきりしました!とてもわかりやすいですありがとうございます🙇🙇

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