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理系化学の最後で高分子については詳しく扱うので、化学基礎でのレポートということはそこまでの詳しさは求められていないと考えてよいと思います。

高分子化合物は、小さな分子(単量体、モノマーという)がたくさんくっついて(重合して)生じます。このように単量体がたくさんくっついてできる高分子化合物(重合体、ポリマー)は、普通分子量10000を超えるようなものをさし、この重合のしかたに付加重合と縮合重合があります。(これ以外にも環状の化合物が開環してできるような縮合等もあるが、代表的なものはこの2つ)

おそらくこの付加重合と縮合重合について書いてほしいのだと思います。

付加重合
少し高3で習う有機化学の話になりますが、例えば二重結合をもつエチレンC₂H₄は、水素と反応して単結合のみのエタンC₂H₆になります。これを付加反応といい、写真のようになります。
そして、大量の小さな分子(単量体)が付加反応を繰り返して巨大な分子をつくる重合が付加重合です。写真2枚目では、単量体のエチレンが付加重合を行うことで、ポリエチレンが生成する反応を書いています。言うまでもなく有名なプラスチックです。付加重合によりできる有名な高分子化合物としては、マフラー(寒いときにする方のやつ)や毛布なんかに使われるアクリル繊維なんかがあります。

一旦入らないので送ります。

ブドウくん

縮合重合
酢酸とエタノールの混合物に触媒(反応を促進させる物質、反応には直接関係しない)として濃硫酸を加えて加熱するとバナナの匂いがする酢酸ビニルという物質ができあがります。(この反応はエステル化という反応の一例)

この反応では水分子が抜けることでくっついています。(水が抜けることで縮合するので、脱水縮合という)
これと同じような流れを繰り返してできるのが、縮合重合です。
代表的な例は、テレフタル酸という物質とエチレングリコールという物質からポリエチレンテレフタラート(PET)ができる反応で、これはペットボトルのペットで、スーツや制服の裏地なんかにも使われています。

ブドウくん

理系に進まれるのであれば、ちょっとだけ頭の片隅に置いておいてもらえると、「進研ゼミでやったところだ」的になると思います。有機化学も高分子も難しいところなので、少し親しみを持った上で始めると良いスタートになるはずです。文系だとしても、高分子化合物は身近なところにたくさん使われているので、少し知識を持っておくと良いと思います。

^_^

とても分かりやすかったです!レポートで内心がとても関わると聞いたのでブトウさんに(3)(4)もやって頂きたいのですがやって頂けますかね...?
無理なら全然結構です!

^_^

これです...

ブドウくん

上の説明で書いた中に具体例について挙げたと思うのですが、どのようなことを知りたいのでしょうか。用途なんかは調べたらたくさん出てくるかなと思います。

^_^

説明不足ですみません。付加重合と縮合重合の高分子化合物1つずつ書かないといけないのですが、それぞれ、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラートが調べたいです。

^_^

このような評価基準があるのですが、自分はレポートが苦手なのでどうしても評価基準が下がってしまいます...さっき説明していただいたものがとても分かりやすかったのでAかBの評価が欲しいなと思ったのですが出来ますでしょうか。無理なら頑張りますので気にしないでください!

ブドウくん

分かりやすいと言っていただけたのはとても嬉しいですし、評価が大切なのもよく分かりますが、文まで書いてしまうとそれはもはや僕のレポートです。ここから各プラスチックについて調べてみて自分なりにまとめてみてください。それに、自分が書いてAでなかった時の責任も一切とれませんし。とりあえず書いてみて、もし不安ならその文章の添削はやってもいいかなと思います。
無責任かもしれませんが、心配しなくともポイントは押さえていると思いますし、ちゃんと書けばBはとれると思います。これで良い評価がつかないなら、まだ有機化学に触れていない生徒にどこまでのクオリティを求めているんだという話になってくると思います。

^_^

分かりました!そうですよね!自分でやってこそ今の現状が知れると思うのでやってみます!
不安なところがあれば質問します!本当にありがとうございました!

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