生物
高校生
解決済み

こちらの(2)の問題についてです。答えは以下の通りなのですが、どうしてそうなるのか分かりません。教えていただきたいです

計算 36. ゲノムとDNA DNAの二重らせん構造は, 10塩基対でらせんが1回転する。 また, 10塩基対分の長さは, 3.4nm である(図1)。 ヒトのゲノムが30億塩基対であるとして,下 の各問いに答えよ。 問1. ヒトの体細胞中の染色体に含まれる全DNA の長さとして 最も適当なものを、次の①~⑧から選べ。 ① 2.0mm ②10mm ③ 15mm ④20mm 5 100 mm ⑥ 200mm ⑦1.0m ⑧ 2.0m 問2. ヒトのタンパク質の平均アミノ酸数として最も適当なもの を次の①~⑨から選べ。 なお, 翻訳される塩基配列はゲノム 全体の1%, 遺伝子数は20000個とする。 また, それぞれの遺伝 子がもつ塩基配列はすべて翻訳されるものとする。 3.4nm ( 10 塩基対 ) ① 100 ② 200 3 300 4 400 5 500 6 600 7700 ⑧ 800 9 900
選択肢で示さ に数値で最も 近いのは ⑧ である。 問2. 問題の条件から, 翻訳されるのがゲノムの 1% で, その1%の塩基配列のなかに 20000個の遺伝子が含まれることになる。 このことから, 1つの遺伝子がもつ塩基対 数は、平均すると30億×0.01÷20000=1500塩基対となる。 遺伝情報である塩基配列 は連続する3塩基で1つのアミノ酸を指定しているので, 1500÷3=500個となる。 書込

回答

✨ ベストアンサー ✨

この問題では30億塩基対の中で1%翻訳されるとなっているので、翻訳が行われる、つまりアミノ酸合成に関わるDNAは3000万塩基対存在すると考えることができます。1つの遺伝子は1つのタンパク質合成に必要な分の塩基配列を持っている(一遺伝子一酵素説などを元にして考えて下さい)ので、3000万塩基対を2000個のDNAで割ると、1つの遺伝子あたりの塩基対数、言い換えるとタンパク質1つを合成するために必要な塩基対数を求めることができます。これをコドンの塩基対数の数である3で割ることで500という答えになります。

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