回答

接続ってまだ習ってないですかね?

後に続く語によって用言の活用形は変化します。
(例)「思は」む
  「思ひ」し時
  「思ふ」と云ふ
  「思へ」ども
(思ふ…ハ行四段動詞)

この活用は、後に続く語で決まります。
例えば現代語の文法だと、「〜ない」が後に続く時、動詞は未然形になります(「思わ」ない)。文末なら、終止形(or命令形)になります。

同じことは古文にも言えます。
質問者さんの問題だと「助けん」というのがありますね。
この「ん」というのは意志の助動詞「む」の終止形です。
そして、意志の助動詞「む」は未然形に接続します。
(「意志の助動詞「む」は未然形に接続する」という言葉は、
「意志の助動詞「む」の上(直前)にくる動詞は未然形になる」という言葉と同じ意味です)。

未然形で「助け」(〜eで終わる)になるということは、下二段活用だと分かります。
※下一段活用は「蹴る」だけです。

問2だと「ならぶるに」とあります。
この「に」は(接続)助詞の「に」です。(「〜すると」と訳します。)
この「に」は連体形に接続します。
また、「ならぶる」(並ぶる)は未然形だと
連体形で「ならぶる」(〜uるで終わる)ということは、四段ではなく下二段活用だとわかります。

こんな感じで、後に続く語からその動詞が今何形なのかを考え、そこから何活用かを判断します。

では、「意志の助動詞「む」は未然形に接続する」や、「接続助詞の「に」は連体形に接続する」といったことはどこからわかるのか。
答えは簡単で、覚えているからです。おそらくそのうち授業でも扱われると思います。
古文のテストでは、それぞれの助詞・助動詞が何形に接続するのかが必ず問われます。全部で50個くらいしか なかったと思うので、頑張ったらいけると思います。
助詞・助動詞の接続を覚えてえばテストでもかなり良い点数を叩き出すことができます(60は下回らないと思います)ので、頑張ってください。逆に、覚えることができないとかなり低い点数になります(助詞・助動詞が原因でいつも20点前後だった人を知っています)ので注意してください。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉