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高校生
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古典の 「に」の格助詞と接続助詞の見分け方を教えてください🙇‍♀️

回答

✨ ベストアンサー ✨

いわゆる「紛らわしい品詞の判別」では,「接続のしかた」によって判別するのが王道です。その品詞の「接続の特性」を頭に入れておくことがたいへん重要です。
さて,格助詞と接続助詞「に」の接続の大きな違いは,
①格助詞「に」
:体言(名詞)に付く。ただし,「目的・強調を表す場合」は連用形に付く。
②接続助詞「に」
:活用する語の「連体形」に付く。
ということです。
例です。
・水「に」入りぬ。
:水という「名詞」に付くから格助詞
・夕ごと「に」見る竹の中におはするにて
:「夕ごと」という時間(目的)を表す語に付くから格助詞
・涙落つとも覚えぬ「に」
:「ぬ」という助動詞「ず」の連体形に付くから接続助詞
といった具合です。
詳しくは辞書を引くと説明が載っていますので,必ずご確認ください。
でも,最悪,テストでどちらかわからなかったら,
「に」が,「活用する語(用言・助動詞)」に付いていたら「接続助詞」
それ以外なら,「格助詞」と頭に入れておけば,まず大丈夫です。これで不正解になることは,ほとんどありません。
練習問題でお試しください。

説明に不明な点がありましたら,再度,ご質問ください。

はに

とても分かりやすいです!
ありがとうございます!

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