化学
高校生
解決済み

過マンガン酸カリウムと硫酸酸性のシュウ酸水溶液の滴定の実験で、過マンガン酸カリウムが透明になっても、薄い赤紫色になるまでシュウ酸を入れ続けるのはなんでですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

薄い赤紫色になるときが滴定の終点だからです。中和滴定でもフェノールフタレインで同じことをやりませんでしたか?

まる

なんで薄い赤紫が残ると、滴定の終点だとわかるのですか?薄い赤紫色になったということは、過マンガン酸カリウムの方が少し多い状態では?と思ってしまいます…

ブドウくん

最初、ビュレットから滴下した過マンガン酸カリウム(赤紫色)はシュウ酸と酸化還元反応して、すぐに無色になりますが、滴下し続けると、シュウ酸がなくなって反応を起こせなくなり、赤紫色が消えなくなります。
確かに、赤紫色になるということはほんの少しだけ過マンガン酸カリウムの方が多いですが、ちょうどぴったりのタイミングなんて不可能なので、そろそろ終点かなと思ったら(赤紫色がだんだんとすぐに消えなくなる)ちょっとずつ滴下していくことで、なるべく終点に近づけますが、人間がやる以上誤差は仕方ないです。
ちなみに、シュウ酸を滴下するのはだめです。そうすると赤紫色が薄くなっていきますが、完璧に透明になったタイミングなんて目視ではわかりません。

まる

遅くなってしまってごめんなさい🙏
わかりやすい説明ありがとうございます🙇‍♀️

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