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結論からいいますと、『あるなり』の『なり』は断定、伝聞・推定どちらでも取る事ができます。
その理由をお話していきます。
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伝聞・推定の助動詞『なり』は終止形接続ですがラ変動詞の連体形に接続する。という特例があります。(終止形接続の助動詞は全てラ変動詞の連体形に接続することができます。)
ラ変動詞『有り(あり)』の活用は
「あら/あり/あり/ある/あれ/あれ」
です。
連体形は4番目の「ある」なので
「あるなり」の「ある」はラ変動詞の連体形です。
先程の特例に当てはまるので『あるなり』の『なり』は「断定」でも「伝聞・推定」でも取る事が出来るわけです。
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区別は文脈から判断するしかありません。