回答

✨ ベストアンサー ✨

放射収支の考え方は、地球から入るエネルギー量と、地球から宇宙空間へ出るエネルギー量の収支が釣り合う事を前提に考えます。その上で各エネルギーの出入りを計算するのです。

質問ではCのエネルギー量に関してのようですが、まずBが分からないといけないので、Bを計算します。

◆B
太陽からの入射量は100です。
地球からの放射量が同じく100になれば釣り合います。
なので、ここでは「地球から宇宙空間へ出て行く量」を考えます。上向きの矢印のエネルギー量を全部足し、入射量から差し引くのです。

アルベド: 23+8=31
窓領域: 12
大気から宇宙へ: B

よって、
31+12+B=100
B=57

まず、Bが57である事が分かります。

◆C
大気は地表面と宇宙空間の二方面にエネルギーを放射します。Cはその内の、大気から地表面への放射量です。
これを考えるには、まず大気が食べるエネルギーの総量を算出します。

地表面: 114-12=102
太陽放射からの吸収: 20
潜熱と顕熱: 23+7=30

よって大気が食べる量は、
102+20+30=152
となります。この量からBの値を差し引けば、Cの値になりますね。よってCの量は
152-57=95

以上がC量が95である理由と、その算出方法です。

まめ

ありがとうございます!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?