回答

基礎事項
まず、pHは、-log[水素イオン濃度] でもとまる。
水素イオン濃度は、酸性の溶液のモル濃度×電離度×価数で求まる。
また、[水素イオン濃度][水酸化物イオン濃度]=1.0×10^-14が成り立つ。
水酸化物イオン濃度は、塩基性の溶液のモル濃度×電離度×価数で求まる。
※強酸、強塩基の電離度は1.0と考えられる。
※濃度とはモル濃度のこと。
モル濃度とは
 溶液1Lあたりに含まれる溶質の物質量

(1)今回与えられた物質は、塩基性のアンモニア水で、アンモニア水のモル濃度は、0.050mol/L。
 水酸化物イオン濃度は、塩基性の溶液のモル濃度×電離度×価数で求まるから、
 アンモニア水の水酸化物イオン濃度は、0.050×0.020×1=0.0010mol/L=1.0×10^-3mol/L

 今回は水素イオン濃度を求めないといけないから、水酸化物イオン濃度から水素イオン濃度に変換しないといけない。
 そのために、[水素イオン濃度][水酸化物イオン濃度]=1.0×10^-14を用いる。
 [水素イオン濃度][水酸化物イオン濃度]=1.0×10^-14より、
 [水素イオン濃度]×(1.0×10^-3)=1.0×10^-14
 よって、[水素イオン濃度]=(1.0×10^-14)/(1.0×10^-3)
             =1.0×10^-11
            

 pH=log[水素イオン濃度]
   =log(1.0×10^-11)
   =11      
 
分からなければ質問してください
なぜ、水素イオン濃度は、酸性の溶液のモル濃度×電離度×価数で求まるのかわかりますか?
覚えるのは、pH=log[水素イオン濃度]だけですよ

ぱいなっぷる

丁寧に教えてくださり本当にありがとうございます!
助かりました!!🙇‍♀️

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