回答

✨ ベストアンサー ✨

今日の夕方では遅いですか?

naa.

全然大丈夫です!
教えて頂けるだけでありがたいので、お時間が許す時に教えてください🙇‍♀️

たこ焼き

はい。明日詳しい解説を送りますね

naa.

ありがとうございます😭

たこ焼き

では、まず、電離度の意味から。
電離度とは、どれくらいが電離するかを表したものです。
たとえば、電解質が10個あって、電離度が0.90なら、電解質10個のうち10×0.90=9個が
電離するということ。すなわち、電解質10個のうち1個はそのまま存在する、ということ(図参照)。
たとえば、電解質が200個あって、電離度が0.01なら、電解質200個のうち200×0.01=2個が
電離するということ。すなわち、電解質200個のうち198個はそのまま存在する、ということ。
たとえば、電解質が1molあって、電離度が0.05なら、電解質1molのうち1mol×0.05=0.05molが電離するということ。すなわち、電解質1molのうち0.95molはそのまま存在する、ということ。

では、解いていきます。
0.010mol/Lの酢酸水溶液の酢酸の電離度は0.0500であった。
この時、水溶液には、水素イオンと酢酸分子は溶液1Lあたり何mol存在するか?
  ※モル濃度とは溶液1Lあたりに存在する物質量[mol]ですよね
酢酸の電離式の係数の関係より、1molの酢酸が電離すると1molの酢酸イオンと1molの水素イオンが発生することがわかります(電離式でなくても、価数からもわかります)。
今回は、何molの酢酸が電離しますか?
今回は、溶液1Lあたりに0.0100molの酢酸が溶けており、酢酸の電離度は0.0500であるから、溶液1Lあたり0.0100×0.0500=5.00×10⁻⁴molの酢酸が電離することがわかります。1molの酢酸が電離すると1molの酢酸イオンと1molの水素イオンが発生するのだから、5.00×10⁻⁴molの酢酸が電離すると5.00×10⁻⁴molの酢酸イオンと5.00×10⁻⁴molの水素イオンが発生することがわかります。
また、溶液1Lあたりに存在する0.0100molの酢酸のうち5.00×10⁻⁴molの酢酸が電離するから、電離していない、すなわち、酢酸分子のままのものは、溶液1Lあたり
0.0100mol-5.00×10⁻⁴mol=9.50×10⁻³mol存在することがわかる。

続く
   

たこ焼き

以上より、
0.010mol/Lの酢酸水溶液には、溶液1Lあたりに水素イオンは5.00×10⁻⁴mol、酢酸分子は9.50×10⁻³mol存在するから、答えは
水素イオンのモル濃度は5.00×10⁻⁴mol/L 
酢酸分子のモル濃度は9.50×10⁻³mol/L

例えば、
0.10mol/Lの硫酸水溶液の硫酸の電離度は0.010であった。この時、水溶液には、何が何mol存在するか?
硫酸の電離式の係数の関係より、1molの硫酸が電離すると1molの硫酸イオンと2molの水素イオンが発生することがわかります。
今回は、何molの硫酸が電離しますか?
今回は、溶液1Lあたりに0.10molの硫酸が溶けており、硫酸の電離度は0.010であるから、溶液1Lあたり0.10×0.010=1.0×10^-3molの硫酸が電離することがわかります。1molの硫酸が電離すると1molの硫酸イオンと2molの水素イオンが発生するのだから、1.0×10^-3molの硫酸が電離すると1.0×10^-3molの硫酸イオンと2.0×10^-3molの水素イオンが発生することがわかります。
また、溶液1Lあたりに存在する0.10molの硫酸のうち1.0×10^-3molの硫酸が電離するから、電離していない、すなわち、硫酸分子のままのものは、
溶液1Lあたり0.10mol-1.0×10^-3mol=9.9×10^-2mol存在することがわかる。
以上より、0.10mol/Lの硫酸水溶液には、1.0×10^-3molの硫酸イオンと2.0×10^-3molの水素イオン、9.9×10^-2molの硫酸分子が存在する。

分からなければ質問してください

naa.

ありがとうございます…!!
とても分かりやすくて助かりました😭

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