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RNAは、糖がリボースである核酸です。DNAとよく似た構造を持っています(ただし、RNAは1本の鎖で、塩基もTのかわりにUというところだけはDNAと異なる)。とりあえず、糖がリボースである核酸とかそういう構造の物質をまとめてRNAと呼んでいます。
このRNAという物質は、3種類に分けることができます。
伝令の役割をこなすmRNA。
アミノ酸を運搬するtRNA。
リボソームを形成するrRNA。
RNAとmRNAの違いはそういう感じです。
例えて言うなら、「兵士」と「伝令兵」とか、「C組の人」と「C組の学級委員」みたいな違いです。
mRNAはRNAの一種です。
RNAはただの物質ですが、mRNAは伝令という使命を負った物質です。RNAという物質が伝令という使命を帯びるようになるとmRNAと呼ばれるわけです。「ただのC組の人」が学級委員に任命されると「C組の学級委員」になるように。
さて、アとエの違いでしたね。
アは、「DNA」の塩基にRNAが結合しています。
エは、隣り合ったRNA同士で結合しています。
まず顕著な違いは、結合する相手ですね。
アはDNAとRNAなのに対し、エはRNAとRNAです。
エで、隣り合うRNAとRNAが結合することで、長い鎖ができます。しかもこのRNAの並び順はDNAから写し取った並び順になっています(DNAとまったく同じものの複製というわけではなく、あくまでも相補的な複製ですが)。このRNAの鎖は、DNAから写し取った塩基配列情報を持っているので、これをもとにタンパク質が合成されます。つまり、タンパク質を合成する係の人に、DNAからもらった情報を伝える役割を果たすわけです!DNAの塩基配列を相補的に複製した鎖になった時点で、「伝令」という使命を帯びるんですね。このRNAの鎖はmRNAと呼ばれます。
長くなってしまいました。すみません。
例えがとてもわかりやすいです!!
理解できました!ありがとうございます!!😊