国語
中学生
解決済み

切れ字が表していることはこれ以上は言えないという断念、と国語の教科書に書いてあったのですが、何をこれ以上言えないのですか?

俳句の可能性 切れ字 正岡子規 中3

回答

✨ ベストアンサー ✨

俳句は文字数が決まっていますよね?
ただ、その中で作者が言いたいことは山ほどある。
そのため、昔から色々な手法を使って短い言葉数の中で最大限表現しようとしたのです。
掛詞とかも意味が二重にかかっているので、ひとつの言葉で二つの意味が述べられます(ex:「振る」「古る」「降る」)。

その中の一つに「切れ字」があります。
質問者様が仰っていた「これ以上言えない断念」というのは、「本当はもっと述べたいけどこの文字数に収まらない!残念!」というのを表すために最後に付け加えて「断念」を表すものです。こういうのを「余情の表現」ともいいます。
切れ字には種類があり、「切れ字事一八字」とも呼ばれます。
かな、けり、もがな、らん、 し、ぞ、か、よ、せ、や、つ、れ、ぬ、ず、に、へ、け、じ、などです。
特に、や、かな、けり、が有名ですね!

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