【9】個数と物質量[mol]について聞かれたら、アボガドロ定数6.0×10^23/molを思い付く(問題に書かれているはず)
アボガドロ定数は単位を見たらわかるように、1molに含まれる原子や分子の数は6.0×10^23個である、という意味である。(正確に言えば、原子や分子の6.0×10^23個の集団を1molとする)
二酸化炭素とはCO₂であり、1molの二酸化炭素には1molの炭素と2molの酸素原子が含まれているから、
0.20molの二酸化炭素に含まれる酸素原子の物質量は、0.20×2=0.40molである。
アボガドロ定数より1molに含まれる原子の数が6.0×10^23個であるから、
0.40molの酸素原子に含まれる酸素原子の数は
1mol:6.0×10^23個=0.40mol:◻️個より、
6.0×10^23×0.40=◻️
◻️=2.4×10^23
よって、0.20molの二酸化炭素に含まれる酸素原子の数は2.4×10^23個
【10】～【13】質量[g]と物質量について聞かれたら、モル質量[g/mol]を思いつく。
※モル質量は原子量、分子量、式量にg/molをつけて表すのでしたね
モル質量とは単位からもわかるように、物質1molの質量[g]のことです
【10】黒鉛Cの式量が12ということは、黒鉛Cのモル質量は12g/molである。
すなわち、黒鉛Cの1molの質量は12[g]です。では、黒鉛2.0molは何gか？
1mol:12[g]=2.0mol:◻️[g]
12×2.0=◻️
◻️=24[g]
すなわち、黒鉛2.0molは24[g]になる
【11】アンモニアの分子量が17ということは、アンモニアのモル質量は17g/molである。
すなわち、アンモニア1molの質量は17[g]です。では、アンモニア5.0molは何gか？
1mol:17[g]=5.0mol:◻️[g]
17×5.0=◻️
◻️=85[g]
すなわち、アンモニア5.0molは85[g]になる
続く
【12】水の分子量が18ということは、水のモル質量は18g/molである。
すなわち、水1molの質量は18[g]です。では、水45gは何molか？
1mol:18[g]=◻️mol:45[g]
18×◻️=45
◻️=45/18=2.5[mol]
すなわち、水45[g]は2.5molになる
【13】プロパンの分子量が44ということは、プロパンのモル質量は44g/molである。
すなわち、プロパン1molの質量は44[g]です。では、プロパン8.8gは何molか？
1mol:44[g]=◻️mol:8.8[g]
44×◻️=8.8
◻️=8.8/44=0.20[mol]
すなわち、プロパン8.8gは0.20molになる
とりあえず、ここまで
分からなければ質問してください