古文
高校生

古典が苦手すぎて全然わからないので、教えて欲しいです。

重衡と女房の別れ 敬意の方向 平重衡(中将)は源氏方に捕らえられたが、思いを交わしていた女房に手紙を 送った。女房は混涙に暮れて返事を書き、その手紙が重衡のもとに届けられた。 見しまねう、 政時持ちて参りたり。また守護の武士ども、「見まらせん」と申せば さし上げる(き粒) 見せてげり。「苦しうも候ふまじ」とて参らする。 中将、文を見給ひて、いよいよ思ひや増さり給ひけん、土肥の次郎に向 かひてのたまひけるは、「年ごろあひ知りたる女房に対面して、申したき ことあるは、いかがすべき」とのたまへば、実平なさけある者にて、「まs ことに、女房なんどの御ことにてわたらせ給ひ候はんには、何かは苦しう 候ふべき」とて許したてまつる。中将、なのめならずよろこびて、人の車 を借りて参らせ給へば、女房、取るものも取りあへず、いそぎ乗りておは したる。縁に車をさし寄せて、「かう」と申せば、中将車寄せに出で向か ひ、「守護の武士どもの見たてまつるに、下りさせ給ふべからず」とて、0 すだれ 車の簾 をうちかづきて、手に手を取りくみ、顔を顔に押しあてて、しば し物ものたまはず。 (注) *政時…以前重衡に仕えていた従者。 *土肥の次郎…源頼朝の重臣。「実平」も同じ。
| のの 1 6 |の 11 6敬意の方向 剛 州 傍線部「「見まゐらせん」と申せば、見せてげり」の意 味として最も適当なものを選べ。 ®武士たちは女房の手紙を中将に見せようと言い、見 (各2点×10) (5点) 敬意の方向 波線部○~のの敬意の方向をそれぞれ答えよ 守護の武士とも 土肥の次郎(実平) S作者 *の 中将が女房の手紙を見せるよう言い、武士たちは見 せた 政時は武士の要請に従い、中将への女房の手紙を見 ト せた 政時が中将に女房の手紙を見てもらおうと言い、見 別 波線部0と、敬語の種類が異なるものを選べ。 (4点) の 御簾と凡帳との中にて、柱の外よりぞ、見たてまつる。(枕草子) これ。頭の殿のたてまつらせたまふ。 のただつらき目見せたてまつらじ。 葱の花の御輿にたてまつるなど、いとめでたし。 (枕草子) 圏2本文の内容と合致しないものを、次から選べ。 ® 中将は土肥の次郎に、女房に会わせてくれるよう頼」 (5点) (換健物語) (枕草子) んだ。 現代語駅。二重傍線部A「いよいよ思ひや増さり給ひけん」の現代語訳とし て最も適当なものを選べ。 。 中将は人の車を借りて女房のもとに急いで行った。 の 女房は中将のもとに駆けつけ、自分が来たことを告 た。 (5年) の ますます源氏方への不満が増さっていらっしゃったのだろうか e いよいよ女房への恋しさを強く感じ申し上げたのだろうか のいよいよ源氏方への憤りが強まったのでしょうか ますます女房への愛情がつのりなさったのだろうか 中将は車の中に頭を入れ無言で女房と思いを交わし た。 古文常識 生車 現代語訳 二重傍線部B「何かは苦しう候ふべき」の現代語訳として最も適 当なものを選べ。 空欄に入れるのに適当なものを、後から選べ。 貴族たちは、主に牛車で移動した。(O (各2点x3) ) から乗り、 )から降りる。位階などによって様々な種類があ り、高位の人の乗る「檀概毛車」や広い階層に用いられた 「網代車」などがある。また簾の下から女性の衣の端を出し (5年) の どうして嫌がり申し上げようか e どうして差し支えがありましょうか のなぜ不快にお思いになることがあろうか なぜつらく思うのでしょうか て飾るものを「(© )」といった。 O 田車 糸毛車

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