✨ ベストアンサー ✨
夜遅くに失礼致します。
⑦「り」の接続の問題
存続の助動詞「り」は四段活用の已然形(命令形)もしくはサ変の未然形、つまりエ音に接続します。
この時点で上一段活用の⑶見る、ナ変の⑷死ぬ は接続しないとわかります。
後は接続に従って行くと
⑴未然形「せ」+り→せり
⑵已然形「詠め」+り→詠めり
⑸已然形「履け」+り→履けり
となります
⑧打消の助動詞「ず」の活用
⑴「言はずし」の「し」は過去の助動詞「き」の連体形です。「き」は連用形接続なので「言はざりし」になります。
⑵「見えずども」の「ども」は接続助詞です。「ども」は已然形に接続するので「見えねども」になります。
⑶「心をぞ知らず」の「ぞ」は係助詞で、係り結びの働きを持ちます。結びの後は連体形になるので「心をぞ知らぬ」になります。
⑷「心も知らずむ人」の「む」は推量・意志の助動詞です。「む」は未然形に接続するので「心も知らざらむ人」になります。
※補足
今回、「ず」の系列をとるか「ざり」の系列をとるかは下に続く語によって決めています。「ざり」の系列は「ず」に「あり」が付いてできた活用で、ラ変型活用をします。主として助動詞が下につきます。
わざわざ解説ありがとうございます💦とても助かりました。