化学
高校生
解決済み

問2についての質問です。
メタンは共有結合だからイオン結合より強い引力が働いているのではないでしょうか。
解説お願いします。

入試攻略 への(必須問題 問1 14, 15 および 16族元素の水素化合物の沸点について同族どうしで 比較すると, CHa, SiH』 ではそれぞれ -161°C, -112°Cと分子量の増 加に応じて上昇しているが, NHa, PHs では -33Cと -88°C, H.O, H.S では 100°Cと -60℃と逆に低下している。その理由は何か。 問2 アルミニウムの水素化合物 AIH。は CHa, SiHaと異なり室温では固 体である。その理由を述べよ。 (東京大) 解説 問1 -O-H, -N-H, F-Hの構造を見たら, 必ず水素結合を思い出すように しましょう。 問2 AlH。 は金属元素と非金属元素からなる結合でできており, AlP+ と H- (水素化物イオン)からなるイオン結合性の化合物だと考えられます。 CH。と SiH。では, 分子量が大きい SiH4 のほうがファンデルワールス 力が強く,沸点が高くなる。これに対して, NH3と H.O では, 分子間に通 常のファンデルワールス力より強い水素結合が形成されるため, PHs よ り NH。が, H-Sより H.O のほうが沸点が高くなる。 問2 AIH。は CH』や SIH4 と異なり, Al°* と水素化物イオンH-のイオン結 合からなる化合物である。 一般にイオン結合はファンデルワールスカよ り強い引力であるために AIHs は固体となっている。 答え 問 1 10 分子間で働く引カ 89

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず、分子“内”結合と分子“間”結合というものがあることを把握していますでしょうか?
メタンの例で言うと、分子内結合はCH4のC-H結合のことです(つまり共有結合のこと)
一方、メタンが固体として存在する場合は当然ですが、メタン分子同士が集まって固体を形成します。この時分子同士に働く力が分子間結合です(メタンの場合ファンデルワールス力という極めて弱い結合で固体を作ります)
つまり、物質が固体となったり液体となったりする際に大きく影響するのは分子間結合となります。
結局メタンやSiH4はファンデルワールス力によって、水素化アルミニウムはイオン結合によって固体を形成します。この2つを比べると、イオン結合の方が遥かに強いので、水素化アルミニウムは固体となります。

ゲストス

ありがとうございますm(_ _)m
分子内結合と分子間結合の違いが全く頭になかったです

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?