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まず解き方の全体的な流れを考えます。
基本的な指針はほぼ共通で、求めたいものを文字(xなど)で置いて、与えられた条件から、文字についての関係式を立てて、解く。
問題を解くのは以上の2つの部分(立式、計算)から成ります。大抵の場合、難しいのは式を立てることです。与えられた条件を式の形に直せなければなりません。これが重要です。逆に、直せれば簡単な計算で解くことができる。これこそが方程式の強みです。
では改めて情報を整理しましょう。
①Kb=[NH₄⁺][OH⁻]/[NH₃]=1.7×10⁻⁵mol/L
②0.20mol/Lのアンモニア水50mLと0.10mol/Lの塩酸x[mL]を混合し、
③[OH⁻]=1.0×10⁻⁵mol/Lになるように調製した。
これらを加工して、xに関する方程式を作り上げます。②からわかることですが、[NH₄⁺], [NH₃]はxの関数となるので、①はxについての方程式となっています。[NH₄⁺],[NH₃]をxの式で表して、代入するだけで方程式ができあがります。
[NH₃], [NH₄⁺]の変化を調べます。
アンモニア水に塩酸を加えると、
NH₃ + HCl → NH₄Cl
と中和が起こります。混合後も塩基性なので、アンモニアの方が多く、塩酸はすべて中和されます。よって、物質量変化は、
前) 0.20mol/L×(50/1000)L : n[mol] : 0mol
中) -n[mol] : -n[mol] : +n[mol]
後) 1.0×10⁻²mol-n[mol] : 0mol : n[mol]
ただし、nはHClの物質量であり、
n=0.10mol/L×(x/1000)L=10⁻⁴x[mol]
中和が完了した後、平衡に達したものとして考えます。平衡時のモル濃度を求めて代入してxについて解けば終わりです。途中で出てくる近似については、「そうなんだ、ふーん」と思いましょう。めんどくさい計算をしないですむので楽です。どこで近似を使うかは覚えておきましょう。
確かに式立てるのが難しいです🥲説明していただいたり教えていただいたりすると理解できるのですが、それをまだ自分1人で使いこなせていない感があります。でもひたすら経験するしかないですね…
いつもありがとうございます😊🙏🏻理解しました!