化学
高校生
解決済み
溶解度積の問題で、(1)の(c)の沈殿が生じるときにClマイナスが溶解度積より大きくなるところまでは分かったのですが、解答の線を引いたところが分かりません。100/1000Lはどこから出てきたのでしょうか?
教えてください🙇♂️
*187. 溶解度積と沈殿の生成
(1)塩化銀の 25°C の溶解度は,1.9mg/L である。
(a) 25°C での塩化銀の飽和溶液中の Ag* のモル濃度は何 mol/L か。
(b) 25°℃ での塩化銀の溶解度積を求めよ。
(C) 1.0×10-3mol/L の硝酸銀水溶液 100mL に塩化ナトリウムを少しずつ加えたと
き,沈殿が生じるのは何 mgより多く加えたときか。
(2) クロム酸銀 Ag-CrO, の溶解度を3.32×10-°g/L として, クロム酸銀の溶解度積を求
めよ。
> 205
187:(1) (a) 1.3×10-5mol/L (b) 1.7×10-10mol’/L?
(c) 1.0×10-°mg
(2) 4.00×10-12mol°/L°
水に難溶性の塩の固体と水溶液中のイオンの間には溶解平衡が成りたつ。
固体の量は平衡に関与しないので,溶解平衡の平衡定数は次のように表
される。
AB (固) =A* + B Ksp=[A*][B-]
AB(固)一 2A* + B-
この Kspを溶解度積という。
(1) (a) AgCl(式量143.5) 1.9mg は,
1.9×10-°g
143.5g/molし24…×10-°mol=1.3×10-5mol
これが1L 中に含まれるから, AgCl は, 1.3×10-5 mol/L
溶解した AgCIは, AgCI
るから, Ag*, CI- のモル濃度は AgClのモル濃度と同じで,
1.3×10-5mol/L
(b) Ksp=[Ag*][CI-]=1.32×10-5mol/L×1.32×10-5 mol/L
=1.7424×10-10mol?/L?=1.7×10-10mol?/L?
(c) [Ag*] と [CI] の積が AgClの溶解度積よりも大きいと, 沈殿が
生じる。[Ag*]=1.0×10-3mol/L, Ksp=1.74×10-10mol?/L? よ
り,沈殿が生じるときの[CI-] は,
[Ag*][CI-]>1.74×10-10mol'/L?
Kap=[A*]{[B°-]
→ Ag* + CI- のように電離してい
1.74×10-10mol?/L?
1.0×10-3mol/L
=1.74×10-7mol/L
よって,この濃度になるときの加えたNaCl の物質量と質量は,
82 第8章 化学平衡
CODO
0000
100
00
1.74×10-7mol/L×
-L=1.74×10-8 mol
1000
58.5g/mol×1.74×10-®mol=1.0179×10-g=1.0×10~mg
各イオンのモル濃度の積>Kap
各イオンのモル濃度の積SKsp =→ 沈殿は生じない
(2) Ag.CrO』 = 2Ag* + Cr0-
→ 沈殿が生じる
1溶解度をs[mol/L)と
するとき,溶解度積は、
AB型の電解質では、
sXs=s°[mo!/L]
AB2型の電解質では、
s×(2s)?=4s°[mol"/L)
AB』型の電解質では,
sx(3s)°=27s*\[molL|
(ただし,加水分解を無
視できる場合に限る。)
3.32×10°g」
332g/mol
Ag.CrO4(式量332) 3.32×10-°gは,
-1.00×10-*mol
これが1L 中に含まれるから,Ag.CrO』 は, 1.00×10-*mol/L
[Ag*]=1.00×10-*mol/L×2=2.00×10-*mol/L
[CrO-]=1.00×10-*mol/L
Kap=[Ag*]°[Cr0f-]=(2.00×10-4 mol/L)?×1.00×10-*mol/L'
=4.00×10-12mol'/L°
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理解できました!ありがとうございました😊