✨ ベストアンサー ✨
kについての2次方程式というのは
解の公式を使ってkの解を*2つ求めれば
*(実数解2つ、重解で2つ、虚数解2つ)
(k-α)(k-β)=0という式に変形できますよね。
↑この変形の意味が分からない時には、まず質問してください!
ここで②の不等式に戻って欲しいのですが、kについて二次方程式が0よりも大きくなる必要がありますね。
ということは
(k-α)(k-β)>0
このイメージです。
一旦0より大きくなるってどういうことか考えてみましょう。
何かと何かをかけ算した時に0より大きくなる。
ここではAとBと起きましょう。
A×B>0
そうですね〜少し余談になってしまいますが
-×-は+ですね。
+×+も+ですね。
しかし
-×+は-ですね。
+×-も-ですね。
余談は終了です。
さて、今回の問題で1番大事なものが抜けてますね。
そうです。
A×B>0
>なんです。
つまりはAとBのどちらかが、0になってしまった瞬間この不等式は成り立ちません。
ということは
A≠0
B≠0
は確実ですね。
A×B>0は
(k-α)(k-β)>0と似てますね〜
少し回りくどい話をしてしまいましたが、
(k-α)≠0
(k-β)≠0
なのはもう分かりますよね。
さて、α、βって記号を使っていますがこいつらは何者でしょうか?
最初の方でkについての2次方程式を解の公式使って〜変形して〜などと言ってましたよね。
kについての2次方程式から
k=αとk=β、って2つの解を出して
(k-α)(k-β)=0こんな式に変形したんですね。
ここで重要なのは
・αとβはあのkについての2次方程式の2つの解
・解の公式を使ってαとβを求めた
です。
いよいよ本題です
問題文に戻っていただくと
"kは実数"
"どのようなkの値に対しても"
"2次方程式が虚数解を持つ"
(kについての2次方程式とは区別してください)
てことで、
上記3つ全て満たすようなaを範囲を求めれば良いですね。
(k-α)(k-β)>0
kは実数ならどのような値でもいい。
はい。きました。
この時点でαとβは絶対に虚数でないとダメですね。
1-1=0
0.00001-0.00001=0
なんてことがありますから。
実数-虚数であれば少なくとも0にはなりません。
いいですか。αとβは虚数です。
問題文にあった虚数解とはちがいますよ。
αとβが虚数です。
kについての〜から説明して下さいとの事でしたので。②が問題文の2次方程式が虚数解を持つ条件ということは大丈夫ですね。
さてさて
αとβが虚数。
解の公式で求める
k=α
k=β
のαとβが虚数
もうお分かりかもしれませんが、
D1<0の説明です。
そもそも判別式というのは
解の公式の√の部分だけを取り出して、
実数解2つ(重解)か虚数解2つのどちらになるかを判別できるから判別式と言うんでしたね。
√の部分が-なら虚数解2つ
√の部分が+なら実数解2つ
2つの解、αとβは虚数ですから
√の中身は-になります
すると
判別式はD1<0
となります。
これを計算するとaだけの式になり範囲が求まります。
以上です。分からない点がありましたら質問をください。
丁寧に教えてくださりありがとうございます😊
じっくり解説を読んで、理解できました!