源頼朝が守護と地頭を立てた表向きの理由は、弟の源義経が謀反の疑いで兄の頼朝から逃げているので国ごとに関所を立てて監視するため、です。結局、奥州藤原氏がいる平泉まで落ち延びることを許してしまいます。しかし、本当の狙いは鎌倉幕府の権力を拡大するためのものだったと言われています。朝廷は「墾田永年私財法」を出し、荘園という土地を貴族と寺社が管理していました。朝廷はここからも税金が取れるほどの力を持っていました（国司）。鎌倉幕府は、この先、朝廷と対立する流れになるかもしれない。そうして、無理矢理にでも税金を取れる地頭を作り、幕府の軍資金にしたのです。こうして、東日本【鎌倉幕府】西日本【朝廷】の勢力図が完璧に完成しました。結果的には、承久の乱で【鎌倉幕府】が勝ち、【朝廷】に六波羅探題を設置することで【鎌倉幕府】が西に力を強め、支配力を強める結果となりました。
回答
疑問は解決しましたか？
この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉
おすすめノート
【受験】社会 歴史まとめ
15834
154
【まとめ】文明のおこり・律令国家の成立・貴族政治
10377
124
【テ対】ゴロで覚える！中学歴史
8778
68
【まとめ】鎌倉幕府・室町時代・ヨーロッパ世界の形成
8470
144
