(ク)(ウ)と(キ)から, K。
00HAY
148 第8章 化学平衡
固体の量は平衡に関与しないので、 溶解平衡の平衡定数は次のように表
される。
Kp=[A*][B-]
Kp=[A*]{[B°-]
AB(固) =A*+ B-
A-B (固) =2A++ B?-
このKpを溶解度積という。
(1)(a) AgCI(式量 143.5) 1.9mgは,
1.9×10-°g
143.5g/mol
これが1L 中に含まれるから, AgCIは, 1.3×10-5mol/L
溶解したAgCIは, AgCl
るから,Ag*, CI- のモル濃度は AgClのモル濃度と同じで,
1.3×10-5mol/L
(b) Kap=[Ag*][CI-]=1.32×10-5mol/L×1.32×10-5mol/L
=1.7424×10-10mol?/L?=1.7×10-10mol?/L?
(C) [Ag*] と [CI-]の積がAgClの溶解度積よりも大きいと, 沈殿が
生じる。[Ag*]=1.0×10-°mol/L, Ksp=1.74×10~10mol?/L? よ
り,沈殿が生じるときの [CI-] は,
[Ag*][CI-]>1.74×10-10mol'/L?
テ=1.324×10-5mol=1.3×10-5mol
Ag* + CI- のように電離してい
1.74×10-10mol?/L?
1.0×10-°mol/L
-=1.74×10-7mol/L
よって,この濃度になるときの加えた NaCl の物質量と質量は、
1.74×10-7mol/L×
100
L=1.74×10-8mol
1000
58.5g/mol×1.74×10-°mol=1.0179×10-°g=1.0×10-°mg
各イオンのモル濃度の積> Ksp → 沈殿が生じる
各イオンのモル濃度の積<Ksp → 沈殿は生じない
2) Ag.CrO4 → 2Ag* + CrOf-
Ag.CrO,(式量 332) 3,32×10-°gは,
3.32×10-g
332g/mol
=1,00×10-mol
これが1L中に含まれるから, Ag.CrO4 は, 1.00×10-"mol/L
[Ag*]=1.00×10-4 mol/L×2=D2.00×10-*mol/L
[CrO-]=1,00×10-4mol/L
Kap=[Ag*]{CrO-]=(2.00×10~*mol/L)*×1.00×10~*mol/L"
=4,00×10-12mol'/L°
9:35g
40%。
応前の物質量は,酢酸: 300g×0.40
60g/mol
=2.0mol
46g
46g/mol
設エチルがx[mol] 生じたとする
300g×(1-0.40)
18g/mol
タノール:
-=1,0mol
水:
=10mol
168 第2編。物質の変化
リードO
188.溶解度積と沈殿の生成●
場化銀の 25°Cの溶解度は, 1.9mg/Lである。
(a) 25°C での塩化銀の飽和溶液中の Ag* のモル濃農度は何 mol/L か。
(b) 25°C での塩化銀の溶解度積を求めよ。
(c) 1.0×10-°mol/L の硝酸銀水溶液 100mLに塩化ナトリウムを少しずつ加えたと
き,沈殿が生じるのは何 mgより多く加えたときか。
(2) クロム酸銀 Ag.CrO, の溶解度を3.32×10~°g/L として, クロム酸銀の溶解度積を求
めよ。
220m 206
応用例題 33 圧平衡定数
191,193
Tom 013
次の文の()に適当な記号,式を入れよ。
容積V(L)の容器にエタン CaHe a [mol] を入れ, 温度T[K] で分解すると, 次
式に示すような化学平衡に達し, He の物質量はx [mol] になった。
CHe = CaHa + Hz
平衡状態での CaHs の物質量は( ア)[mol), エチレン CaHaの物質量は(イ)
[mol) になるので, 平衡定数 K。は, K。=( ゥ ) と表される。
各気体を理想気体とみなし,気体定数をRとすると, 平衡状態のC.Hs の分圧
pcts, CaHa の分圧 pctu, He の分圧 peは, 気体の状態方程式から,
pcHe=( エ), pc:tu= ( オ ), pゅ=( カ ) と表される。
よって, 圧平衡定数 K,は, K,=(キ )と表され, K.と K,の間には, 次の関係
が成りたつ。
K,=K.x( ク )
指針気体反応のとき, 各気体のモル濃度は分圧に比例するので, 分圧で平衡定数
とができる。この平衡定数を圧平衡定数 K, という。
解答 (ア), (イ)
CaHe
CaHa + Hz
(反応前)
(変化量)
(平衡時)a-x
0 (mol)
+x [mol)
(mol] 箇
a
0
+x
x
X
[CHa][H]
[CH」
(ウ) K=-
aーx
(a-x)V
V
(~(カ) pce V =(a-x)RT より, pcte=
(a-x)RT
xRT
答
V
同様にして,catu=
xRT
V, Phe=
xRT,xRT
(キ)K。= Pcta× De
pcte
°RT
(a-x)V
V
V
(aーx)RT
V
(ク)(ウ)と(キ)から, K,=K.×RT答
148 第8章化学平衡
固体の量は平衡に関与しないので, 溶解平衡の平衡定数は次のように表
される。
AB (固) = A* +B
A:B (固) = 2A* + 13"-
このKpを溶解度積という。
K=[A*][D=1.
Ksp
(11 (al A。
ありがとうございました!