6 植物の体の表面から水分が大気中に放出される現象について調べるため, 次の実験を行いまし
た。これに関して,あとの(1)~(4)の問いに答えなさい。
実験 0 ほぼ同じ大きさの葉が同じ数だけついた。3本のある植物の枝A~Cを用意した。
2
次に,枝Aは葉の表側全体に,枝Bは葉の裏側全体に,枝Cは葉の両側全体にに,
それぞれワセリンをぬった。
ゴム管をつないだガラス管を3組準備し、水槽の水の中に沈めて管内に水を入し
てから,枝A~Cの茎を水中でゴム管につないだ。
図のような装置を組み立て, 明るくて風通しのよい場所に4時間置いたあと, ガフ
ス管内の水が枝技の方へ移動した分の目盛りを読みとったところ, その値は枝A~Cの
順に,a mm, bmm, cmmであった。
図
枝A
枝B
枝C
ゴム管一
ガラス管
目盛り板
(1) 実験で調ベた, 植物の体の表面から水分が大気中に放出される現象を何というか。その名称
を書きなさい。
(2) 実験の②で,植物の体にワセリンをぬった理由として最も適当なものを, 次のア~エのうち
から一つ選び,その符号を書きなさい。
ア ぬった部分の呼吸を盛んにするため。
ウ ぬった部分の光合成を盛んにするため。
ィぬった部分からの水の吸収を防ぐため。
エ)ぬった部分の気孔をふさぐため。
(3) 次の文章は, 実験に用いた植物の維管束のようすと根のつくりについて述べたものである。
にあてはまるものの組み合わせとして最も適当なものを, あとの
文章中の
X
y
ア~エのうちから一つ選び,その符号を書きなさい。
図で,実験に用いた植物の葉脈が網目状に通っていることから,この植物の根は
ことがわかる。また,この植物の茎を真横に切った断面では, 維管東が
えられる。
X
y
いると考
x:主根と側根からなる y:輪のように並んで
イ x:主根と側根からなる y :ばらばらに散らばって
ウx:ひげ根である
Ix:ひげ根である
ア
y:輪のように並んで
y:ばらばらに散らばって
実験の①で用意した枝とほぼ同じ条件の枝を用い, どの部分にもワセリンをぬらずに実験の③,
ると同様のことを行うと, 4時間後にガラス管内の水が枝の方へ移動した分の目盛りは何mmにな
ると考えられるか。 a, b, cを用いた式で書きなさい。