数学
高校生
解決済み

高1数学です。
解いている最中にワケが分からなくなりました…。
解説お願い致します。

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず、公式から
平均値=データの総和÷データの大きさ(個数)
分散=偏差の2乗の総和÷データの大きさ(個数)
標準偏差=√分散

今回は、点数を調整するので、データの個数は変化しない。
すべてに共通していて、データの調整で変化しないデータの個数をx個としてみる。
今回は、それぞれの点数すべて2.5倍して、さらにそれぞれの点数に30点を足している
                 ⅠⅠ
もとの点数より、それぞれの点数は2.5倍+30点になっている
                 ⅠⅠ
点数調整後の、データの総和は2.5(もとの点数の総和)+30xになっている
調整前の平均値は68。すなわち、(もとの点数の総和)/x=68・・・①
調整後の平均値は、{2.5(もとの点数の総和)+30x}/x・・・②
①より、もとの点数の総和=68x
これを②に代入して計算すると、(170x+30x)/x=200
よって、点数調整後の平均値は200である。

続く

たこ焼き

点数調整後は、もとの点数より、それぞれの点数は2.5倍+30点になっている
そして、平均値は200になった  
                ⅠⅠ
調整後の偏差の2乗の総和は{(それぞれのもとの点数×2.5+30)-200}^2の和、すなわち、
{(それぞれのもとの点数×2.5-170}^2の和、である。
調整前の偏差の2乗の総和は(それぞれのもとの点数-68)^2の和、である。
すなわち、
調整前の分散は(それぞれのもとの点数-68)^2の和/xと表せ、
問題文より、調整前の分散は36ということがわかっているので、
        (それぞれのもとの点数-68)^2の和/x=36・・・③
調整後の分散は{(それぞれのもとの点数×2.5-170}^2の和/x・・・④

③より、(それぞれのもとの点数-68)^2の和=36x
すなわち、{(それぞれのもとの点数)^2-136(もとの点数)+4624}の和=36x・・・⑤
  ※⑤は点数調整前の分散ですよね
④を展開すると、
 {6.25(それぞれのもとの点数)^2-850(それぞれのもとの点数)+28900}の和/x・・・⑥
  ※⑥は点数調整後の分散ですよね
これに、⑤を代入したいから、⑤を6.25倍して ※⑤は点数調整前の分散ですよね
 {6.25(それぞれのもとの点数)^2-850(もとの点数)+28900}の和=225x
よって点数調整後の分散、すなわち、⑥は、 
 225x/x=225

点数調整後の標準偏差は√点数調整後の分散=√225=15

分からなければ質問してください

たこ焼き

別解・・・変量の変換を用いた方法
基礎事項
一般的に、u=(x-x0)/cすなわち、x=cu+x0と表されるとき、xの平均値=c×uの平均値+x0、
変量xの標準偏差の2乗=c^2×変量uの標準偏差の2乗と表される。

今回はuが点数調整後の変量、xが点数調整前の変量であり、問題文より、
 u=2.5x+30    ←ここからu=(x-x0)/cの形になるように変形していく。
  =2.5(x+12)  
  =2.5(x+12)/1
  =(x+12)÷1/2.5
であるから、上と見比べてc=1/2.5、x0=-12なので、
xの平均値=c×uの平均値+x0に代入して 
68=(1/2.5)×uの平均値+(-12) よってuの平均値=200

変量xの標準偏差の2乗=c^2×変量uの標準偏差の2乗に代入して 
36 =(1/2.5)^2×変量uの標準偏差の2乗
変量uの標準偏差の2乗=変量uの分散=225
変量uの標準偏差=√変量uの分散=√225=15

分からなければ質問してください。別解の方がやり易いです

maika

ありがとうございました!

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回答

点数を一律に定数倍したり定数分だけ出した時に、平均とか分散とかがどう変化するのかを簡単な例とか一般的な文字で確かめてみるといい

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