理科
中学生

炭酸水素ナトリウムはなぜ水素があるのにアルカリ性になるんでしょうか??

回答

酸は中学校で習う定義では電離してH+を出す物質です。炭酸水素ナトリウムは水中でNa+とHCO3-(炭酸水素イオン)に電離するので、H+を出すわけではありません。だから酸性とはなりません。
なぜ水に溶けて塩基性を示すのかというのは、ガッツリ高校内容ですが、簡単にいえば
炭酸水素イオンHCO3-は
HCO3-がH+とCO3^2-(炭酸イオン)にさらに電離する反応①(H+を出すので酸性側による反応)と
HCO3-がH2Oと反応してH2CO3(炭酸)とOH-になる反応②(加水分解、OH-を出すので塩基性側による反応)
という2パターンの反応が考えられますが、①より②の方が起こりやすいためです。

ご丁寧にありがとうございます!
私すごく理科が苦手なんですけど、電離するとH+を発生するのが酸性になり含まれているなどは関係ないと覚えていたら高校入試は乗り切れますかね?🥲

ブドウくん

そうですね。そもそも酸と塩基の定義も中学校と高校では違うので、ここを理屈で覚えるのは難しいと思います。(例えばアンモニアはOH-を持っていないが塩基)高校入試レベルでは、出てくる物質も数えるほどしかないのでそれぞれ個別に覚えていけばよいと思います。高校で理系化学をとれば、暗記だったところが理解になって少し楽しめるようになると思います。

普通に塩基と書いてきましたが、アルカリのことだと思っておいてください

ありがとうございます
助かりました!

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炭酸水素ナトリウム自体はアルカリ性ではなくて
水に解けた時の反応でアルカリ性になると思います👍

ご返信ありがとうございます🙇‍♀️
ちなみに水に溶けるまでは酸性ですか?

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