理科
中学生

蒸発と沸騰の違いはなんですか?

回答

詳しい説明は高校に入って聞けばいいと思うので簡単に言います。
蒸発は「液体の表面」にある水(溶媒)分子のうち、他よりも少し元気な(運動エネルギーが大きい)ものが、空間へ飛び出すことをいいます。分子どうしでは、互いに分子間力という引力がはたらいていているんですが、元気なやつはそれを振り切って空間に出ていきます。逆に空間にいる水分子についても、他よりヘボい(運動エネルギーが小さい)やつは液体の中へ戻っていきます。
一方、温度を上げると、液体の表面からだけでなく、液体の内部からも水蒸気の気泡が発生します。これが沸騰です。低い温度だと、気泡ができても、外からの圧力により潰されますが、高温にすると潰されることなく、密度の小さい気泡は上昇していき、やがて空間に出ていきます。
蒸発は目には見えないですし、別に温度を上げなくてもおこります。100度でないと洗濯物が乾かないわけではないですよね。
沸騰は温度を上げないと起こらないです。ボコボコ下から泡が出ていくイメージです。イメージが沸かなければカップラーメンを作るときにでも見てみてください。

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蒸発は液体の一部が太陽のエネルギーによって気体になる現象です
現象というくらいなので自然に起こるものです
そして沸騰は液体が沸点に達して水でいうボコボコしているあの感じです

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