前にも、数値が違うだけの問題を質問していましたよね。
で、その回答にたいして質問がなかったということは、わかったということですよね。
ということは、今回の問題も解けると思いますが・・・
一応、解説しますね。分からなければ必ず質問してください
最初、20%の食塩水が240gあった
ⅠⅠ
240×20%=240×0.20=48gの食塩が、240-48=192gの水に溶けている食塩水があった
1回目は20%の食塩水からx[g]の食塩水を取り出している
すなわち、取り出した食塩水に含まれる食塩の量はx[g]×20[%]=x×0.20=0.20x[g]
ということは、1回目に取り出した水の量はx-0.20x=0.80x[g]
1回目にx[g]の食塩水(食塩が0.20x[g]、水が0.80x[g])を取り出して、同じ量の水、すなわち、x[g]の水を足しているから、
2回目に取り出す前、容器には
48[g]-0.20x[g]の食塩と192[g]-0.80x[g]+x[g]=(192+0.2x)[g]の水が混ざっていることになる。
すなわち、2回目に取り出す前の質量パーセント濃度は、
溶質 / ( 溶質 + 溶液 )×100
{(48-0.20x)/(48-0.20x+192+0.2x)}×100=100(48-0.20x)/240=5(48-0.20x)/12[%]ということになる。
で、2回目は濃度が5(48-0.20x)/12[%]の食塩水から、1回目に取り出した量の2.5倍の食塩水、すなわち、2.5x[g]の食塩水を取り出すから、
2.5x[g]の食塩水に含まれる食塩の量は
2.5x×5(48-0.20x)/12[%]=2.5x×5(48-0.20x)/12÷100
=12.5x(48-0.20x)/1200
=(600x-2.5x^2)/1200
=(240x-x^2)/480[g]
ということは、2回目に取り出した水の量は2.5x-(240x-x^2)/480=(960x+x^2)/480[g]ということになる。
続く
2回目に取り出す前、容器には48[g]-0.20x[g]の食塩と(192+0.2x)[g]の水が入っていたから、
2回目に取り出した直後は、容器には
48[g]-0.20x[g]-{(240x-x^2)/480}[g]
=(23040-96x-240x+x^2)/480[g] ←通分
=(23040-336x+x^2)/480[g] の食塩と
(192+0.2x)[g]-{(960x+x^2)/480}
=(92160+96x-960x-x^2)/480
=(92160-864x-x^2)/480[g] の水が含まれていることになる。
その後、最初に加えた水の量(x[g]でしたよね)の7/18倍の水、すなわち、7x/18[g]の水を足しているから、水の量は(92160-864x-x^2)/480[g]+(7x/18)[g]である。
このときの濃度が7.5%であるから、
( 溶質 ) / ( 溶質 + 溶液 )×100
{(23040-336x+x^2)/480} / [{(23040-336x+x^2)/480}+{(92160-864x-x^2)/480[g]+(7x/18)}]=7.5
後は、計算大変ですけど、x=80になります。