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いいところに気が付きましたね。ここでいう「十分近く」という言葉は、「aを含む適当な開集合(もっと厳密に言えばその近傍)に関数の定義域を制限する」という意味合いになります。もっとも、この言葉の意味するところを理解するには、「集合論」と「一般位相空間論(ジェネラルトポロジー)」という分野を学ばねばならないわけですが…(中にはジェネトポと位相幾何学をごちゃ混ぜにする人がいますが、ジェネトポは位相という概念の基礎的な部分を指します)
実際には、定義域は画像の定義という部分からa-ε<x<a+εとなるわけです。このような感覚的な言葉であっても、例えばこの場合、「左のでかそうな点ふたつを含まないように定義域を区切れば、一番右のでかい点が最大値になるようにできる」と考えられるわけで、「十分近く」という言葉はこのシチュエーションでは感覚に沿った言葉と言えるでしょう。