(1)
亜鉛が 65g/mol なので、26g / 0.40mol です。
26g の亜鉛の物質量は 0.40mol となります。
1.0mol/L の希硫酸は、0.30mol / 300ml なので、
300ml の希硫酸に、
硫酸 H₂SO₄ は 0.30mol 含まれます。
反応式の係数より、亜鉛と硫酸は、
物質量比1:1で反応するとわかります。
0.40mol の亜鉛全てを反応させるには、
0.40mol の硫酸が必要ですが、
今回は硫酸は 0.30mol しかありません。
反応する量は少ないほうに従います。
0.30mol の硫酸とは、
0.30mol の亜鉛が反応します。
よって、0.10mol の亜鉛が反応せずに残ります。
(2)
反応式の係数より、
亜鉛1つが反応すると、水素も1つ発生します。
(1)のとき、反応した亜鉛は 0.30mol なので、
発生する水素も 0.30mol になります。
標準状態での気体の体積は 22.4L/mol なので、
0.30mol の水素の体積は、標準状態で、
22.4 × 0.30 = 6.72 ≒ 6.7(L) となります。