回答

『風土記』によると、伊奈利(いなり/稲荷)という名の由来は(以下のようである。)泰中家忌寸などの遠い祖先、伊侶具の泰公という者は、稲を積み重ねるほどに裕福であった。そこで稲で作った餅を矢の的にしてみると、餅は白い鳥となって山の峰にまで飛んでいき、その鳥の止まった山で稲が育った。なのでその山を祀り、そのまま(稲の成る→稲荷)社の名前とした。その子孫の代になって、祖先の過ちを悔いて、社の木を根っこから引き抜いてきて、家に植え直してそれを祀るようになった。今、社の木を自分の家の庭に植えて根付いたら、それは幸福の前触れであり、根付かなければ幸福は得られないという。

(不適切な部分は注釈を活用して読み替えてください)

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