生物
高校生
解決済み

静止電位が、細胞外側に対して内側が負に帯びる理由って、カリウムチャネルを通じてカリウムイオンが受動輸送されるからじゃないんですか??

回答

✨ ベストアンサー ✨

K+チャネルに2種類あります。
電位依存性のK*チャネルと、リークチャネル(漏洩チャネル)です。
静止電位は、ナトリウムポンプによる、Na+とK+の能動輸送と、
K+リークチャネルによる、細胞外へのK+の流出によります。

静止電位の主な要因は、K+ですので、
ご質問で書かれている内容は、ほぼそのとおりと言えます。

Hoho

あ!なるほど!
静止電位が負に帯びる理由を書く時に、私はKイオンの受動輸送の事を書いたのですが、回答はナトリウムポンプの話になっていました。結局ナトリウムポンプの能動輸送でも、カリウムチャネルの受動輸送でも正しいということなんですねm(_ _)mありがとうございます!

Joker

受動輸送は、濃度の高い方から低い方へと拡散することですが、
ナトリウムポンプによって、細胞内のK+の濃度は高くなっています。
そのため、リークチャネルからK+が細胞外へ出ようとしますが、
電気的には、外が+、内が-になるため、K+は濃度が等しくなるほどは漏洩しません。
(イオンはチャネルやポンプなど、輸送体がなければ、原則、細胞膜を透過できません。)
結果的に、外のNa+は細胞内へ入れないまま、K+は濃度差を解消するよう、
リークチャネルから出ようとしますが、電気的な反発により、一定の濃度差が残ったままで
つりあった状態(平衡)となります。
これが静止電位です。

「カリウムチャネルの受動輸送」
と解答すると、電位依存性のチャネルなのか、リークチャネルなのかの違いがわかないため、
正確に書くことをおすすめします。

Hoho

なるほど。。
勉強になりました!!!
ありがとうございます。
そうしますm(_ _)m

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