○→±∞のとき、
sin○やcos○は-1〜1を振動します
これに0に近づくものが掛けられていると全体→0
また、±∞に近づくものが掛けられていると全体→±∞
なのは直観的にわかると思います
こういうときには、はさみうちが有効です
105(1)はx→0なので1/x→±∞で、
cos(1/x)は-1〜1を振動します
これにx²→0が掛かるので、
(0に近づくもの)×(-1〜1のもの)、つまり0に収束です
105(2)はx→-∞なのでsinxは-1〜1、
分子1+sinxは0〜2です
これに対して分母x→-∞なので、
全体としては0に近づきます
いずれも、はさみうちで示すのが簡単です
これに対し、例えば104などは0/0の不定形なので、
少なくともまずは変形を施すわけです