✨ 最佳解答 ✨
電離するのは溶液中の溶質成分や溶媒成分であって
溶液が電離しているわけではない気もしますが…
おそらく電解質や非電解質のことをいっていると思って話を進めます。
溶媒中で溶質が電離した溶液を電解質溶液といい
電離していない溶液を非電解質溶液といいます。
極性分子のところでやったことを覚えているかわかりませんが
極性分子より、さらに強い極性をもっているのがイオン結晶で
イオン結晶ともなると分子を構成しなくなる上、
極性溶媒中(水中)で電離してイオンになります。
なので溶質が電離している溶液(電解質溶液)は
当然極性溶媒に溶けやすいです。
では溶質が電離しない非電解質溶液は
極性溶媒に溶けないかというとそういうわけではありません。
エタノールやフェノールなどのアルコールと
アセトンなどのケトンは極性溶媒(水)に溶けます。
さらに洗剤や砂糖水(グルコース)も非電解質溶液ですが
水に混ぜ合わせることができます。
これはエタノールやアセトンなどの分子が極性分子だからです。
(極性分子とは基本的に構造中にC-OやO-Hの結合をもつ分子のことです)
極性をもつ溶液という言葉には、これらの溶液も含まれます。
固体だろうが液体だろうが
極性をもつものは極性をもつものとよく混ざるし
もたないものはもたないものとよく混ざります。
文字通り水と油というやつです。
蛇足ですが
アルコールのうち極性をもつのはO-Hの部分だけです。
なのでアルコールの中でもCやHの割合が多いものは
それだけ極性をもつ部分の割合が少なくなるので
極性溶媒(水)に溶けにくくなります。
例えばエタノールはいくらでも水に溶けますが
ペンタノールというやつは水に少ししか溶かすことができなかったりします。
だいぶ長くなってしまいましたが
溶解というのは単純なようで実は置くが深いです。
疑問に思う箇所があればまた質問してください。
解説ありがとうございます😆
とても分かりやすいです😌
理解できました😄