比較優位は、どちらの国に生産を任せた方が良いか。というのを決めるために使います。
10年前のA国は、
財P:財Q=50:100
= 1:2
つまり、財Pを生産するためには、財Qの半分の人数でで生産可能
10年前のB国は、
財P:財Q=100:40
= 5:2
つまり、財Pを生産するためには、財Qの2.5倍の人数が必要
財Pを見たときに、効率いいのはA国です。
同じような計算を現在でもやればいいのです。
現在のA国
財P:財Q=30:60
= 1:2
つまり、財Pを生産するためには、財Qの半分の人数でで生産可能
現在のB国
財P:財Q=10:40
= 1:4
つまり、財Pを生産するためには、財Qの1/4の人数でで生産可能
A:財Qの半分
B:財Qの1/4
現在はBの方が効率いいです