✨ 最佳解答 ✨
Cu(OH)₂(銅(II)水酸化物)は、青色の沈殿(固体)として得られる物質です!
これを作るためには、Cu²⁺(銅イオン)とOH⁻(水酸化物イオン)が必要なんですが、まだ習っていないかもしれないので、簡単に説明しますね!
1. Cu²⁺について:
銅(Cu)という金属が水に溶けると、Cu²⁺という形で溶けます。
これを「銅イオン」と言います。
電池のプラスとマイナスのように、電荷を持っていて、この「²⁺」は、2つ分のプラスの電荷があることを示しています。
2. OH⁻について:
NaOH(水酸化ナトリウム)は、固体のときは「Na⁺」と「OH⁻」という粒子に分かれます。
「OH⁻」は「水酸化物イオン」と呼ばれ、1つ分のマイナスの電荷を持っています。
3. 反応の仕組み:
銅イオン(Cu²⁺)と水酸化物イオン(OH⁻)が出会うと、反応してCu(OH)₂という青色の固体ができます。
これは、次のような化学反応式で表すことができます。
Cu²⁺+2 OH⁻→ Cu(OH)₂
4. 実験の手順:
①水にCuSO₄(硫酸銅)を溶かして、Cu²⁺イオンを含む青色の液体を作ります。
②そこに少量のNaOH水溶液を加えると、Cu(OH)₂が生成され、青色の沈殿が見られます。
もし何か疑問点等あれば、コメントしてください!
全然大丈夫ですよ☺️
順々お答えしますね!
1. Cu²⁺イオンを含む青色の液体について:
青色の液体は、CuSO₄(硫酸銅)を水に溶かして作ったものです。
この中には、Cu²⁺(銅イオン)とSO₄²⁻(硫酸イオン)が溶けています。
つまり、液体の中にはCu²⁺とSO₄²⁻がそれぞれのイオンとして存在している状態です。
2. Na⁺イオンの行方について:
NaOH(水酸化ナトリウム)を溶かすと、Na⁺(ナトリウムイオン)とOH⁻(水酸化物イオン)に分かれます。Cu²⁺とOH⁻が反応してCu(OH)₂の沈殿ができるとき、Na⁺は反応に参加しません。
Na⁺は水の中にそのまま溶けた状態で残ります。
つまり、反応後の溶液にはNa⁺とSO₄²⁻が残っている状態です。
これをよく「ナトリウムイオンと硫酸イオンが溶けている」と表現します。
3. OH⁻イオンの存在について:
OH⁻(水酸化物イオン)は、実験の最初の段階では水酸化ナトリウム(NaOH)に含まれています。
水酸化ナトリウムが水に溶けると、Na⁺とOH⁻に分かれます。
OH⁻単体で存在することは可能ですが、通常は他のイオンと一緒に存在します。
水中ではOH⁻は単独で存在できますが、他の陽イオン(この場合はNa⁺)と共に存在することが多いですね。
このように、化学反応ではすべてのイオンがどこに行くかを考えることが重要になってきます!
もし他にも気になることがあれば、遠慮せずにコメントしてください!
なるほど!!
理解できると面白いですね☺️
本当にありがとうございました😢
またまた申し訳ないのですが
硫酸銅の代わりになるようなものはあるのですか?
例えば水溶性の𓏸𓏸銅のようなものがあればそれでもできるのかなーと。
水酸化ナトリウムも同じでなにかありますか!?
返信遅くなってしまい申し訳ありません🙇
順々お答えしますね!
1. 硫酸銅の代わりになるもの:
・塩化銅(II)(CuCl₂):
Cu²⁺イオンとCl⁻(塩化物イオン)を含む化合物で、水に溶けるとCu²⁺イオンが放出されます。
これを使うと同様にCu(OH)₂の沈殿を作ることができます。
・硝酸銅(II)(Cu(NO₃)₂):
Cu²⁺イオンとNO₃⁻(硝酸イオン)を含む化合物で、これも水に溶けやすく、Cu²⁺イオンを供給します。
2. 水酸化ナトリウムの代わりになるもの:
・水酸化カリウム(KOH):
K⁺(カリウムイオン)とOH⁻(水酸化物イオン)を含む化合物です。
NaOHと同じように水に溶けるとOH⁻イオンが放出され、Cu²⁺イオンと反応してCu(OH)₂の沈殿を作ります。
・水酸化アンモニウム(NH₄OH):
NH₄⁺(アンモニウムイオン)とOH⁻を含む溶液で、これもOH⁻イオンを供給します。
これらの代替物も、水に溶けて必要なイオンを供給し、Cu(OH)₂の沈殿を作る反応を起こすことができます!
ありがとうございます!!
ご丁寧に本当にありがとうございます🙌🏻︎
大体理解できたのですが
実験の手順として
Cu2+イオンを含む青色の液体⇒銅イオンの他にも硫酸銅の成分が混ざっている状態
ですよね?
あと②で加えたNaはどこへいってしまったのかが疑問です🙇🏻♀️
OH単体で存在することは不可能なのですか?
たくさんすみません💦