Chemistry
高中

⑷で1/5や4/5をかけないといけないのはなぜですか

p.128 71. 気体の溶解 20℃で1.013 × 10 Paの空気で飽和させた水1Lに溶けている酸素と窒素について、 次の問いに答えよ。 ただし, 20°Cで 1.013 × 10Paの酸素と窒素は, 水1Lに対してそれぞれ32mL, 16mL溶けるものとし、 空気は酸素 と窒素が体積比1:4で混合した気体であるとする。 (1) 一般的に,溶媒に溶けにくい気体の場合, 一定温度で一定量の溶媒に溶ける気体の質量は,その気体の圧 力に比例する。このことを、何の法則というか。 (2) 溶けている酸素と窒素の体積 (それぞれの分圧での体積)は,それぞれ何mL か。 (3) 溶けている酸素と窒素の物質量の比はいくらか。 (4) 溶けている酸素と窒素の質量の比はいくらか。 (5) 一般的に, 水に対する気体の溶解度は, 温度が高くなるとどうなるか。
E 水の質 7g:50g-y=20g A 水 A 水 水は、 71(1) ヘンリーの法則 (2) 酸素: 32mL, 窒素:16mL (3) 酸素窒素12 (4) 酸素窒素 =4:7 (5) 小さくなる (2) ヘンリーの法則とボイルの法則により, 水に溶ける酸素と窒素の体 積(それぞれの分圧での体積) は, 圧力によらず一定である。 よって 溶けている酸素と窒素の体積は, 1.013 × 10 Paのときと変わらず, それぞれ32mLと16mLである。 (3) 物質量 [mol]=- 標準状態での体積 〔mL] 22400 mL/mol 5, 20°C, 1.013×105 Pa で水1Lに溶ける酸素と窒素の物質量は,それぞれ mblexe (02) O 32 mol, 22400 16 22400 H -molo 酸素と窒素の分圧はそれぞれ1.013×10×=Pa, 4 02N2 1013×10 × Paであるから,ヘンリーの法則より,溶解した気体 4 5 の物質量の比は, 213 (0) 0.8-001x0 (ふつう 4 1.013×105 Pax 1.013 × 10°Pax- 32 5 -molx ある計算式 22400 1.013 × 10 Pat 16 22400 5 -molx 1.013×105 Pa られるが、 O2の物質量 N2 の物質量 1 1 比の値を求めるので, 量を一定 =1:2 例式を立て (4) 質量[g] =モル質量[g/mol] × 物質量 [mol] であるから, 溶解した 気体の質量の比は, 1つ1つの具体的な数値 を計算せずに,約分す とよい。 20 6 32g/molx 32 22400 ・molx 1 5 28 g/mol X- 16 22400 4 ・molx- 5 O2の質量 =4:7 N2の質量 で (5) 一般に,気体の溶解度は,温度が低くなるほど大きくなる。これは, 温度が上がると熱運動が激しくなり、気体分子が溶媒分子との分子 間力を振り切って,外へ飛び出しやすくなるからである。 (

解答

ヘンリーの法則で注意しないといけないのは、溶ける気体の量は、その気体の「分圧」に比例するということです。この問題では、「酸素」が20度、1気圧の時、32mL溶けると言われています(窒素は入っておらず、酸素のみが入った容器を想像して下さい)。
今回、1気圧下で酸素と窒素が1:4の比で入っているので、酸素の分圧は1気圧×1/5=1/5気圧です。窒素も同様に4/5気圧です。酸素は1気圧で32mL溶けるので、1/5気圧では32×1/5mL溶けます。窒素も同様です。それをmolに換算したのがその式です!

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