化学反応には、瞬間的に起こるものや、長い年月をかけて変化が認められ
る遅いものがある。化学反応の速さは,反応物の濃度,温度,触媒の影響を
受けて変化する。 温度などの条件が一定であれば, 反応速度は反応物の濃度
のみに関係して変化する。 反応物 AとBから生成物Cができる反応の場合,
A + B → C
TEL
生成物のできる反応速度と反応物の濃度の関係は、次の反応速度式で与えら
れる。
v=k[A]*[B]"
比例定数kは,速度定数といい。 温度などの反応条件が一定であれば反応
物の濃度に無関係で一定である。 指数のxとyは, 整数あるいは分数などの
値をとり, (x+y) は反応の次数とよばれる。 反応速度式は実験によって求
めなければならないもので, 反応式から直接導くことはできない。
成物
次式の反応の速度式を求めるために,ある温度で, 反応物の濃度を変えて
反応速度を調べたところ、下の表の結果が得られた。 STRUSIP&
NO (気) + H2 (気) → 生成物
生
問1 表のデータを用いて,
この反応速度式のxとy
を求めよ。 計算の過程も
記述すること。
問2この反応の速度定数
を単位とともに求めよ。
実験番号 [NO] [mol/L] [Hz] [mol/L] [mol/(Ls)]
1
0.020
0.050
0.0050
2
0.040
0.050
0.0200
3
0.060
0.030
0.0270
(札幌医大)
理解できました
ありがとうございました!