基本例題 55 確率の乗法定理 (3)
赤玉5個と白玉 10個が入っている袋から無作為に玉を1個ずつ取り出す操
作を続ける。 ただし、取り出した玉は袋には戻さないものとする。 このとき,
次の確率を求めよ。
(1) 赤玉が先に袋の中からなくなる確率
(2) ちょうど赤玉が袋の中からなくなって,かつ, 袋の中に白玉5個だけが
残っている確率
[類 姫路工大]
基本49
CHART & THINKING
2回目の試行の確率 (n-1) 回目までに着目
(1) 次のように排反な事象に分けて考えると,とても大変である。
[1] 最初から5回続けて赤玉を取り出す
○… ○
[2]最初の5回で赤玉4個, 白玉1個を取り出し, 6回目に赤玉を取り出す
O...O
CLEAGCl
効率よく計算するには, 「赤玉が先になくなる」 という条件をどのように読みかえたらよ
いだろうか?
MATE PK 5C4X10C5. 36
15C9
→
10
DED'S
(1) 先に赤玉がなくなるには,最後の1個が白玉であればよ
い。 すなわち, 14回目までに赤玉5個と白玉9個を取り出
せばよいから、求める確率は)+P(13)
5C5 X 10C9
10 2
154153
=
p.321 INFORMATION
で述べたように,「1個
0 (2) 9回目までに,赤玉4個と白玉5個を取り出す確率はずつ戻さずに取り出す
確率」と「同時に取り出
「す確率」 は同じであるか
ら、このように組合せで
考えてよい。 [1]
率は1/12 であるから、求める確率は
6
9
******
36 1
X
143 6 143
143
THIS
RAI
残りの赤玉1個と白玉5個の中から赤玉1個を取り出す確
16
BOTOX
件と
RAITED
(15-1) 回目まで。
乗法定理を利用。
2章
6
条件付き確率,確率の乗法定理,期待値
ありがとうございます🙇♀️🙇♀️