左辺>右辺を示すとき……
「左辺を徐々に変形していき、
明らかに右辺より大きいものに変えて、
右辺より大きいことを示す」
のが一つの方法です
A>Bを示すとき、A>A'>…>A''>Bを示すみたいな感じです
これは意外と難しいです
一方、左辺-右辺>0を示す方法もあります
これは
「文字通り左辺-右辺を変形していき、
明らかに0より大きいものに変えて、
0より大きいことを示す」というものです
このメリットは
・左辺と右辺に散らばっていた情報を
1ヶ所にまとめることができる
・「0」という具体的ではっきりした定数と
比べればいいから、変形の方向性が比較的易しい
という感じです
もちろん左辺<右辺を示すなら
右辺-左辺>0を示すのが楽です
左辺-右辺<0だと0より小さいことを示すので、
少し感覚が変わったように思えると思います
「左辺-右辺」と覚えるというより「大-小」ですね
また、左辺≧右辺を示すなら
左辺-右辺≧0を示すということになります
これは当たり前ですね