Biology
高中

問2の解き方を教えて欲しいです。🙇‍♀️

Ⅰ 14 次の文章を読み、下記の各問いに答えよ。 サンガー法とよばれるDNA 断片の塩基配列決定法は, DNA複製反応を利用している。 この際、 特殊なヌクレオチドを加える必要があり、新たに合成されたDNA鎖に取り込まれるとDNA合成 が止まるようになっている。 例えば、4種類の塩基をもつ通常のヌクレオチドのほかに, アデニン をもつ特殊なヌクレオチドを加えた反応液中では,様々 な箇所でアデニンをもつ特殊なヌクレオチドが取り込ま れ, DNA 合成が停止する。 シトシン, チミン, グアニ コンについても同様にもつ特殊なヌクレオチドを用意し, それぞれ1本鎖DNA の合成を行った。 図1は, 4種類 この反応液を異なるレーンで電気泳動した結果である。 11 - 問1 このDNA 断片の泳動パターンから読み取ること ができる塩基配列を5′末端の側から順に答えよ。 [5′- ] 問2 シトシンをもつ特殊なヌクレオチドを加えた反応液に, チミンをもつ特殊なヌクレオチドも加えて反応を行った。 その後,同様に4種類の反応液を電気泳動すると新たに 表れる DNA のバンドを、図2で塗りつぶして示せ。 142 原核生物の転写調節 次の文を読み, 下の問いに答えよ。 図 1 レーン1 ( レーン2 ( Cをもつ特殊な ヌクレオチド を加えた反応液 Gをもつ特殊な ヌクレオチド を加えた反応液 Tをもつ特殊な ヌクレオチド を加えた反応液 Aをもつ特殊な ヌクレオチド を加えた反応 レーン3 ( レーン4 ( 図2 レーン10 レーン2 レーン3 レーン4 D || | 11 || 電気泳動の向き 電気泳動の向き
14 191 5'-ACGTCGAATGGA 問2 (図中矢印で示した2つのバンド) レーン1 レーン2 レーン3 レーン4 [ 電気泳動の向き 《解説》 問1 水溶液中では, DNAはリン酸基が負 に帯電しているので, 電圧をかけるとDNA はプラス (+) の電極に向かう。 この性質を利用して、電気的 に DNA を分離する方法が電気泳動である。 電気泳動 では、短いDNA 断片の方が, 移動が速い。 したがって, 図1より1番短い断片はAをもつことがわかる。 複 製は, 5′方向から始まるので、 1つ目の塩基は A にな る。 2番目以降も同様に考える。 問2 シトシンをもつ特殊なヌクレオチドを加えた反 応液に,チミンをもつ特殊なヌクレオチドも加えたの だから、 新しいバンドはシトシンをもつ特殊なヌクレ オチドを加えた反応液のレーンに現れる。 レーン1 でバンドが現れる場所は, レーン3のチミンをもつ 特殊なヌクレオチドを加えた反応液のバンドの位置を 参考にすれば、 解答の矢印の位置になる。 学習ナビ! DNAの電気泳動の原理を理解して おこう。 DNA 断片が短いほど移動速度が速 く, 遠くまで移動することになる。 新作の開始にけ発現していない遺伝子。
サンガー法

解答

添付した図を使いながら説明してみます。
普通のA,T,G,Cに特殊なシトシン(C*)を少し混ぜて複製させると、Cが入るべき所にC*がランダムに入り込んで伸長が止まります。
ですので、電気泳動の結果から、Cが入っている場所が2番めと5番目と分かるわけです。
(電気泳動では、小さい分子ほど早く移動しますので、図2では右から1,2,3...の順に並んでいます)

同様に特殊なチミン(T*)を少し混ぜて複製させると、ときどきTが入るべき所にT*が入り込んで伸長が止まります。
その結果から、Tが入っている場所が4番目と9番目と分かります。

問2は、C*とT*の両方を少し加えたらどうなるか、ということですので、CとTが入るべき、右から2,4,5,9番目にバンドが現れるということになります。

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