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翔太さんたちは、図1に示した装置を用いて電流が磁界から 図 1
受ける力を調べる実験を行う前に,どのような実験結果になるのか
を,図2を用いて話し合った。 図2は、話し合いのために翔太さん
がかいたもので, 点Pはコイルで囲まれた空間の中央を示しており,
点Pの東側には磁針を置いている。 次に示した会話は、このときの
会話の一部である。会話中の①,③にあてはまる方位を,北・東・
南・西からそれぞれ選び, その語句を書きなさい。 また, ② にあて
はまる記号は,N・Sのうちどちらか。 その記号を書きなさい。
<広島>
翔太:まずは図2を使って, コイルに流した電流がつくる磁界について考えてみ
よう。
真紀: 図2の位置に置いた磁針は,電流を流す前にはN極が北を指しているけれ
ど,電流を流すとN極が ① を指すと考えられるね。
拓也 : そうすると, 点Pより東側には磁石の ② 極と同じような磁界ができて
いるから,コイルの東側には、磁石の ② 極があるのと同じだと考えら
れるね。
翔太:そうだね。 そして、図2の東側に棒磁石のN極を,図1のように置いたとすると, コイルは ③ 側に
動くと考えられるよ。
コイル
N
棒磁石
図2
西・・・
北
電源装置
極へ
抵抗器
掛
電流計
... 東
MIN
P
磁針