✨ 最佳解答 ✨
集合の考え方を使って整理すれば理解できます。この考え方は、あらゆる問題においてわからなくなったときに使えるので、丁寧に解説しました。
ベン図を用いて集合の構造を捉えると、n=5以上の自然数において
Aは素数かつ3k+1,3k+2
Bは合成数かつ3k+1,3k+2
Cは合成数かつ3k
の集合とします。ベン図をよく見ると3k+1,3k+2の集合の中に素数の集合がすっぽり入っているので、
素数⇒3k+1,3k+2
(十分条件⇒必要条件)
となるので、「n=5以上のとき、全ての素数は3k+1,3k+2とかける」ということがいえます。
今回かなり丁寧に解説しましたが、慣れれば頭の中で瞬時にこの考え方ができるようになります。今回は簡単でしたが、問題がより複雑になってもこのベン図を使って整理すればかなりスッキリします。
一応説明しておきますが、今回なぜ3k,3k+1,3k+2と置いたかというと、
値を代入すればわかるのですが、n=5以上のとき「必ずどれかが3の倍数になる」からです。
3の倍数を証明するときや、3で割った余りが出ることを証明するときは3k,3k+1,3k+2とおくと大抵全てうまくいきます。
4のときは4k,4k+1,4k+2,4k+3とおきます。
ありがとうございました!