✨ 最佳解答 ✨
まず、全体的に反応式の作り方ですが、丸暗記するなら、大量にある反応式を片っ端からすべて暗記しないといけません。しかし、そんな覚え方はよほど記憶力が良い方か頭の良い方しかできません。
私みたいな普通の凡人は、まず、左辺は何と何との反応か、を考えます。何と何とは、物質名も大事ですが、どういう反応か、ということが分かっていないと、覚えたり、今はできても思い出せません。知識として、自分の脳に記憶が残らない学習方法をしても、記憶はエビングハウスの忘却曲線が示すように、記憶は忘れていってしまいます。
話を戻します。
>H2Oを係数的に作った時に、HやOが残ったとき、その残ったHやOはほかのものとくっつけるのでしょうか。
質問に対する解答なっているか?ですが、
まず、aは塩酸を入れています。塩酸は強酸性で水が入っています。
しかし、塩酸の化学式はHCI、イウエオは中和反応と分かればH2Oができますから、そうやって係数を決めます。
>例えば、画像のようなCO2と水酸化ナトリウム水溶液などの化学反応式などです。
この場合も同様に、bはすべて水酸化ナトリウム水溶液ですね。もう1回言います。水溶液ですね。つまり、水が入っています。
水は粒を電離させイオンにするためであり、最初から変わっていません。しかし、最初から左辺にH2Oを書かず、右辺にできたという式になります。中和反応だからです。よって、これらの反応はすべて中和反応ですから、酸同士、塩基同士は反応しないとなります。
>また、このような化学反応式を考える時、事前にNa2CO3などの化学式を知っておく必要があるのでしょうか?
Na2CO3は中和反応でできた物質だから、塩(えん)の化学式は、前が塩基金属イオン、後ろが酸非金属イオンが合体してできていることがわかれば、後は、化学式の+-合計が0ですから、Na2CO3であり、NaCO3にはならないことも分かります。ナトリウムイオンは+1、炭酸イオンは-2ですから、ナトリウムイオンが2つないと2-2=0にならない。だから、Na2な訳です。
>どのくらいの量、また、どのような化学式を知っておけば良いのか分からないです
最初にのべましたが、どういう反応か、どういう性質の物質か、ある程度理解されたなら、丸暗記や物質名や化学式も次第に覚えやすくなるでしょう。無駄な暗記や計算を減らしましょう🙇
理解しないと、丸暗記になるから私は奨めません。
頑張って下さい。無理なら語呂合わせを使いましょう🙇
拙い文章での、分かりづらい質問の中、ご丁寧に回答して下さりありがとうございます。
私自身、塩の化学式は、前が塩基金属イオン、後ろが酸非金属イオンであることを知らなかったり、中和反応だから、水が出来るだけで、酸同士、塩基同士は反応しないということなど基礎的な部分をしっかり理解出来ていませんでしたので、細かく説明して下さって、とても助かりました。
回答を受けて、もっと化学の本質的というか、何故このような反応になるのか、などの部分に着目して勉強しようと思います。
わかりやすい回答をありがとうございました、とても助かりました!☺️