✨ 最佳解答 ✨
今となっては昔の話ですが、忠明という検非違使(けびいし)がいました。それ(忠明)が若かった頃、清水寺の橋のたもとで京都童たちとけんかをしました。京都童は手に手に刀を抜いて、忠明を閉じ込めて殺そうとしたので、忠明も刀を抜いて(清水寺の)本堂のほうへ上ると、本堂の東の端にも、(京童部が)たくさん立って(忠明に)向かい合ったので、(お堂の)中へと逃げて、蔀の下戸を脇にはさんで前の谷へ飛びおりました。蔀は、風に支えられて、谷の底に鳥がとまるように、そっと落ちたので、そこから逃げて去りました。京童部たちは谷を見下ろして、驚き呆れて、立ち並んで見ていましたが、なすすべもなく、(けんかは)終わったということです。
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