👑【有機化学】系統分離必勝チャート(共通・二次)
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Senior High所有年級
https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/1609388
もよろしく🙇
共通テスト、二次入試にも使える系統分離と有機合成フローチャート。よろしければ使ってね。
これより難しい構造が出るなら誘導式かな。
偶数ページが構造式、奇数ページが物質名。
奇数⇄偶数を行い、完璧にしよう。
個人的には丸暗記は奨めない(官能基の性質や反応がある程度理解されていると丸暗記が減るんだけど…。物質名も由来やそのラテン語とか命名法を理解してると減るんだけど…)
その辺は自分で調べて理解してね。
無理なら語呂合わせとかで覚えてね。
ここに出てくる物質はほとんど重要だから完璧に覚えてね。
高分子やゴムは他にもあるから、難関大は追加してね。
完璧目指すなら、糖やタンパク質も追加してね。
ジアゾ化は5℃以下に冷やしてね。
温めると反応が変わるから、そこも押さえてね。
分液漏斗は(普通は)エーテル層が上、水層が下。
※ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素とかは要注意。エーテル層が下になるから。
コロナ・インフルエンザ対策…しっかりね。
移サレナイ、移サナイ。頑張ってね🙇
ノートテキスト
ページ1:
<2種の混合物から抽出する例> 卵アルブミン アミノ酸 油 水溶液を透析するとアミノ酸は半透膜の外 に出る。 脂 酢酸アミル アセトアルデヒド アセトン Na-フェノキシド Na-エトキシド ニトロベンゼン アセトアルデヒド NaOH水溶液を十分加えて加熱し, 冷却後 エーテル抽出─アミルアルコール 酸化剤を作用させ, エーテル溶液とした反 応物のうち, NaOH 水溶液で抽出→酢酸 水を加えて,エーテル抽出→エタノール (フェノキシドは容易に加水分解しない) 還元後,エーテル溶液とし, 希塩酸で抽出 →アニリン ● 4種以上の混合物を分離する例> (例1) ✓ NO2 NH2 OH TOH COOH ニトロベンゼン (中性) アニリン (塩基性) サリチル酸 (酸性) フェノール (酸性) 水層 -ONa. ONa 水層 OH COONa ICCOONa CO2 (H2CO3) エーテル溶液にして NaOH水溶液を加える 油層水層 OH NH3CI エーテル層 NH2 NO2 希塩酸を加える エーテル層 希塩酸を加える 油層 OH COOH NaOH 水溶液を加える 油層 ON NH2 注意 油層は、水に不溶の有機物の層である。 NO2
ページ2:
(例2)CH OH COOH CH2CH2COOH CH(NH2) COOH エチルベンゼン フェノール 安息香酸 グルタミン酸 十分な水とエーテルを加えてよく振る COOCH, 安息香酸メチル 水層 CH2-COOH CH2 エーテル層 十分な量の希 NaOH水溶液と振る H2N-CHCOOH 水層 エーテル層 CO2を通じ, エ C₂H, COOCH3 ーテルを加える 水層 COONa エーテル層 分留 OH 沸点 136° では 沸点 199℃ では C2H5 COOCH 3 希塩酸を加える 油層 COOH (例3) NO2 OH NH2 CH3COOH ベンゼン ニトロベンゼン 酢酸 フェノール アニリン エーテル溶液にして, Na2CO3 水溶液を加える 水層 エーテル層 NaOH 水溶液を加える 蒸発乾固 固体水層 エーテル層 CH3COONa CeH5ONa 希塩酸を加える 希塩酸を加えて エーテルで抽出 水層 エーテル層 水層 エーテル層 CH NH 3 Cl 分留 NaCl 過剰のNaOH エーテル を留去 残物 水溶液を加える沸点 80℃ では 油層 沸点 210℃ OH NH2 では ✓ NO2
ページ3:
[パターン 1 有機反応系統図 CaC2 H2 H2O 3分子重合 H-C=C-H 付加反応 H2O CH3COOH HCI Br2 CH,=CH, CH CHO CH=CHOCOCH3 CH,=CHC! CHBr=CHBr 160°C 還元 酸化 |還元 脱水 Ca2+ =C2H5OH CH3COOH (CH3COO) 2 Ca (CH3)2CHOH 130°C エステル化 脱水 脱水 乾留 酸化 |還元 パターン2 CH,COOH C2H5OC2H5CH3COOC2H5 (CH3CO) 20 +CH2=CHOCOCH3- 付加 [Ag(NH3)2]+ CH=CH 置換 ・Ag-C=C-Ag CH3COCH3 付加 -CH2-CH- 重合 OCOCH3 ↓加水分解 -CH2-CH- n →ビニロン OH n (アセタール化) H2 [付加 CH2=CH-CH = CH2 →合 CH≡CH 2分子重合 パターン3 成 •CH2=CH-C=CH- |HC1 付加 CH2=CH-CC1=CH2 →ム H2SO4 CH2CH2 付加 C2H5OSO3H 酸化 H2O 加水分解 H2 H2SO CH3CHO - CH3COOH 酸化 130°C (C2H5) 20 CH3CHO- CHOH 還元 脱水 160°C -C2H4 H2O 付加 アルコール 発酵 CH3COOH CH≡CH C6H12O6 エステル化 Na 加水分解 C12H22O11 (C6H10O5) n 加水分解 ヨードホルム反応 NaOH I2+NaOH CH3COOC2H5 -C2H5ONa (反応しない ) ・CHI3
ページ4:
ここでは,左ページの化学式を用いた反応系統図と, 右ページの化合物名) を用いた反応系統図がセットになっている。 入試頻出のパターンを示した。 パターン10 水 3分子重合 カーバイド- アセチレン ベンゼン 水素 水 付加反応 酢酸 塩化水素 エチレン アセトアルデヒド 酢酸ビニル 塩化ビニル 1,2-ジブロモ エチレン 160°C 還元 酸化 |還元 脱水 カルシウ ムイオン エタノール 酢酸 130°C 脱水 エステル化 ・酢酸カルシウム 2-プロパノール 脱水 乾留 酸化 還元 ジエチルエーテル 酢酸エチル 無水酢酸 アセトン パターン2 酢酸 付加 ・酢酸ビニル 付加 ポリ酢酸ビニル 重合 |加水分解 ポリビニルアルコール ビニロン アセチレン ジアンミン銀(1) イオン 置換 銀アセチリド アセチレン 水素 付加 (アセタール化) →ブタジエン → ビニルアセチレン 2分子重合 塩化水素 付加 クロロプレン→ 合成ゴム 「パターン 3 硫酸 エチレン →エチル硫酸 アセトアルデヒド ・酢酸 付加 酸化 酸化 水 加水分解 130°C ジエチルエーテル アセトア 水素 硫酸 ルデヒド 還元 脱水 160°C →エチレン 4 水 付加 アルコール 発酵 酢酸 酢酸エチル アセチレン グルコース エステル化 ナトリウム → ナトリウムエトキシド 加水分解 水酸化ナトリウム マルトース (反応しない) ヨウ素+水酸化ナトリウム デンプン- 加水分解 ヨードホルム ヨードホルム反応
ページ5:
パターン4 →低級アルカン C6H 6 付加 -C2Hs CH2=CH 脱水素 →C2H4 [0]+H2_ •CH2 (OH) CH2OH 酸化 石油中の高 級アルカン クラッキング ポリエ ステル HOOCH COOH- H H,C-C-CH3 OH →CH2=CHCH3- (CH 3 ) 2 CHOH C6H 6 付加 |H2O 付加 (0) 酸化, 分解 CH3CO →CH3' 酸化 パターン5 ất*CH,=CHCHO- -CH2=CHCH2OH 還元 CH=CH パターン 6 HCN 付加 CH2=CHCN H2O 加水分解 CH2=CHCOOH CHOH エステル化 CH2=CHCOOCH3 V20s+[0]_CH-CO、 11 CH-CƠ H2O CH-COOH 酸化 CH-COOH CH2-CO (CH,CO),O H2 付加 CO CH2-CO 脱水 CH2-COOH 1 C2H5OH CH2-COOC2H5 H.SO. CH2-COOH CH2-COOC2H5 エステル化 付加重合 -CH2-CH- COOCH 3 パターン73 n 窒素固定 空気 NH3 -NC (CH2)。 CN- H₂N (CH2)6NH₂- 乾留 H2付加 CH2CH2COOH 石炭 -OH -OH CH2CH2COOH 電気分解 ・H2 石油 OH H -C-(CH2)4-C-N-(CH2)。-N-
ページ6:
[パターン 4 ■低級アルカンベンゼン →エチルベンゼン 付加 →スチレン 脱水素 エチレン [0] + H2 石油中の高 級アルカン クラッキング エチレングリコール 酸化 ポリエ → ステル テレフタル酸 フェノール ベンゼン →クメン 付加 (0) 酸化, 分解 水 →プロペン 付加2-プロパノール アセトン 酸化 (プロピレン) [パターン 5 酸化 ●アクロレイン アリルアルコール 還元 アセチレン シアン酸 付加 [パターン60 アクリロニトリル V2O5+ [0] 酸化 無水マレイン酸水マレイン酸 水 加水分解 アクリル酸 無水コハク酸無水酢酸 水素付加 脱水 メタノ エステル化 ール エタノールーコハク酸 硫酸 アクリル酸メチル コハク酸エチル エステル化 付加重合 ポリアクリル酸メチル パターン7 窒素固定 アジポ ヘキサメチレン 空気 アンモニア → ニトリル ジアミン 乾留 水素付加 シクロヘキサ 石炭 フェノール アジピン酸 ノール 電気分解 水素 石油 6,6-ナイロン
ページ7:
パターン8 NHCOCH, CH,COOH HNO, NOz NH2 アセチル化 CH≡CH H2SO. Sn, HCI ニトロ化 還元 NaNO H N=NCI- HCI ジアゾ化 ○ 分子合 H,C-C-CH, カップリング CH2=CH-CH 付加 分解 酸化 (CH3)2CO 染料 SO,H ONa CO2 OH OH HSO. NaOH H2O HNO, H2SO, O2N、 NO2 H2 スルホン化 中和 ニトロ化 (Z) 脱水素 付加 Ni Cl2 (Fe) ハロゲン化 NO2 8 高温・高圧 NaOH |CO2, HCI OH 加水分解 COOH エステル | CHCOOH COOH CH,OH KMnO LOCOCH3 エステル化 CHCI CH3 酸化 COOH (AICI,) アルキル化 [パターン 9 CH, HNO, H₂SO, O₂N NO2 OH ニトロ化 ✓ COOCH, NO2 NO2 NH2 NH2 N=NCI Sn, HCI H2SO. NaNO2, HCI 還元 スルホン化 ジアゾ化 SO3H SO3H N=NCI- NaNOz HCI NaOH OH ジアゾ化 -N=N- -SO, Na カップリング OH ONa N=NOH カップリング
ページ8:
パターン8 酢酸 アセトア アセチル化 ニリド 硝酸 アセチレン 硫酸 ニトロ スズ、塩酸 ニトロ化 ベンゼン アニリン一 還元 脱水素 3分子重合 水素 付加 亜硝酸ナ トリウム 塩酸 ジアゾ化 塩化ベン →ゼンジア ゾニウム プロペン 付加 クメン 分解アセトン 酸化 カップリング 染料 水酸化 フ 硝酸 硫酸 ベンゼン ナトリウム ナトリウム CO2エ硫酸 スルホン化 スルホン酸 中和 フェノキシド 水 ピクリ ニトロ化ビン酸 I ル 塩素(鉄) クロロ 水酸化ナ トリウム 二酸化炭素 |塩化水素 シクロ ヘキサン クロロ メタン 塩化アル ミニウム トルエン アルキル化 硝酸 トリニトロ 硫酸 サリチル酸 → トルエン ニトロ化 メチル (TNT) | ハロゲン化 ベンゼン 加水分解 高温・高圧 過マンガン酸 カリウム ・安息香酸 サリチル酸 酸化 |エステル化 サリチル酸- エステル化酢酸 アセチル メタノール パターン9 ニトロ スズ,塩酸 硫酸 スルファ 亜硝酸ナトリウム 塩酸 塩化スルホ → アニリン ベンゼン 還元 スルホン化 ニル酸 ジアゾ化 ベンゼンジ アゾニウム 塩化ベン ゼンジア ゾニウム 亜硝酸ナトリウム 塩酸 水酸化ナトリウム オレンジⅡ+ ジアゾ化 カップリング 2-ナフトール ナトリウム フェノキシド カップリング →p-ヒドロキシアゾベンゼン
ページ9:
②スクローズ/ HO- OH 014 OH OH HO + OH ーグルコース OH β-フルクトース 咄左右回転 HO -OH 逆転 HO. TH HO ② HO OH OH Thank you for visiting ! HO- 04 UH on 0 HO ① ↓ ヘミアセタールがなくなり GH 還元性なし 〆ーグルコース OH β-フルクトース
ページ10:
・分離上の要点 有機化合物の分離 ① 水に溶けやすいものと, 有機溶 媒 (通常はジエチルエーテル) に 溶けやすいものに分離する。 ② 水に溶けにくい酸や塩基は、 水 に溶けやすくするために, 中和し 水に可溶性の塩にする。 エーテル層 水層 性 物質名 化学式 ジエチル (CH3)2NH アミン 基 アニリン CH2NH2 NaOH NaCO, NaHCO3HCI | | | ピリジン 油層は水に不溶の有機物 の層(上層または下層) グリシン HN-CH2-COOH ③ 塩は、酸塩基の強弱の反応で物質を抽出する。 ④低沸点の物質は蒸留によって分離する。 両-アミノ HN-COOH 100 安息香酸 代表的化合物の反応性 (表中の○印は塩を形成することを示す) スルファミン HN- SONH, 物質名 化学式 NaOH Na,CO, NaHCO, HCI 酢 酸 CH COOH 性p-アミノ 有機酸 うち強酸準強酸弱 コハク酸 (CH 2 COOH)2 安息香酸 CH3COOH フタル酸 CH (COOH)2 サリチル酸 ベンゼン CH(OH) COOH CH,SO,H スルホン酸 ピクリン酸 CH2 (NO2), OH ステアリン酸 C17 H3COOH 00000 O 00 ooooo O OO OOOOOO OO フェノール HOH エタノール CH OH グリセリン CH (OH)。 アセト ニトロ -OH フェノール NO2 フェノール CH OH OH レゾルシン 酸2-ナフトール OH ○ - ○ O O ○ アセト CH,CHO アルデヒド ニトロ 中 NO2 ベンゼン フェノン ベンジル CH,OH アルコール アセト C -- 1 || 1 1 -- --- 1 0 ○○ || D-COCH 1 1 アニリド・ -NHCOCH, 酢酸エチル CH, COOC2H5 ・印は熱すると速やかに, HC1 や NaOH によって加水分解を受ける。
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