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この理由は、大学で習う(高校の教科書にも書いてありますが習うかは学校による)電子軌道が理解できていないと説明が難しいので、以下参考程度で。
遷移元素は3族から12族に属していますが、最外殻の電子が1,2個になる理由は、電子が順番に内側の「d軌道」に入り、その結果、最外殻（通常は「s軌道」）には1～2個の電子しか残らないから。
遷移元素は、原子番号21番から始まり、N殻の電子配置の元素から広がっています。ここでは、20番のCaまではN殻のs軌道に電子が2個入り、内側のM殻は10個余ってましたね？ここに3d軌道が5つあり、つまり、軌道1個に電子が2個入るから10個余りでした。21番からはこのM殻の余りのd軌道に電子が入るため、価電子になるs軌道に1,2個入る金属元素が遷移元素に並びます。
原子番号が増えると、電子はエネルギーの低い順に「d軌道」から埋まっていきます。そのため、最外殻にある「s軌道」には1～2個の電子が残り、内側の余りの電子殻に電子が入っていくため、価電子1,2個になります。
原子番号により、軌道への電子の入り方が安定性という理由で、変わったりしますが、s軌道の2個入る場所が価電子になり、内側の余りの電子殻に番号が増えると詰まっていくから、1,2個になります。
簡単でもないですが、ある程度の説明はこんな感じになります🙇
ありがとうございます!!