2 物質の分解について調べるために、次の実験をした。 これに関して,
あとの問いに答えなさい。 〈香川〉
実験
酸化銅と炭素粉末
0.30
0.60
右の図のように, 酸化銅と乾燥した
炭素粉末をよく混ぜ合わせた混合物
を,試験管に入れて熱すると,気
体が発生して試験管 b の石灰水が白
くにごった。 十分に熱して気体が発
生しなくなってから, ガラス管を試験管bから抜き, ガスバーナー
の火を消した。 ゴム管をピンチコックでとめて冷ましてから,試験
管aの中に残った固体の質量をはかった。 この方法で,酸化銅
12.00gに対して混ぜ合わせる炭素粉末を0.30g, 0.60g, 0.90g,
120g,1.50gにして,それぞれ実験した。下の表は, その結果をま
とめたものである。 炭素粉末を0.90g混ぜ合わせて反応させたとき
は, 酸化銅と炭素粉末がすべて反応し、 赤色の銅のみが残った。
表
|混ぜ合わせた炭素粉末の質量 〔g〕
|酸化銅と炭素粉末をよく混ぜ合わせた
a
12.30
混合物の質量 〔g〕
試験管の中に残った固体の質量〔g〕 11.20 10.40
(1) 実験における, 混ぜ合わせた炭素粉末の質
量と発生した二酸化炭素の質量との関係
を,グラフに表しなさい。 作図ページ
(2) 実験において, 炭素粉末を0.60g混ぜ合わ
せて反応させたとき, 反応後の試験管aの
中には,銅が何g生じていると考えられる
か。
B
0.90
OL
12.60 12.90 13.20
発生した二酸化炭素の質量 [g]
試験管b
4.0
3.5
13.50
9.60 9.90 10.20
13.0
2.5
ピンチコック
/ ゴム管
2.0
1.5
1.0
g 0.5
石灰水
1.20
ガラス管
1.50
0
0 0.3 0.6 0.9 1.2 1.5
混ぜ合わせた炭素粉末の質量 [g