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間3 kさんは、江戸時代の文化について調べている中で,花や葉の形がアサガオとは思えないような形に変化して
スアサガオ(変化朝館)の存在を知り,アサガオの遺伝の規則性について興味をもった。次の文は、Kさんが変
ル部痛の尾示をしている植物園を訪れたり、図書館で調べたりしてわかったことをまとめたものである、これら
について,あとの各問いに答えなさい。
【わかったこと)
アサガオは,自然の状態では,1つの花の中の花粉とめしべが受粉
する(自家受粉)ことで種子をつくる。
2 アサガオの1つの体細胞がもつ染色体の数は30本である。
アサガオの「花弁」には,図1のような一重と八重の2つの形質が
あり,これらが同時に現れない形質である。
アサガオの「葉の色」には, 緑色と黄緑色の2つの形質があり,こ
れらが同時に現れない形質である。緑色の純系と黄緑色の純系をかけ
合わせてできる種子から育てたアサガオの「葉の色」はすべて緑色に
なる。
「花弁」や「葉の色」の遺伝では,エンドウの 「種子の形」の遺伝
と同じ規則性で,遺伝子が子孫に受けつがれる。
図1
11
一重
3
4
八重
5
わかったことの2と3について, アサガオの花弁を一重にする遺伝子をA, 八重にする遺伝子をBとすると
き,遺伝子の組み合わせがABである個体がつくる卵細胞についての説明として最も適するものを次の1~4
の中から一つ選び, その番号を答えなさい。
1.染色体の数は30本で, Aをもつ卵細胞とBをもつ卵細胞の数の比は1:1になる。
2.染色体の数は30本で,Aをもつ卵細胞とBをもつ卵細胞の数の比は3:1になる。
3.染色体の数は15本で,Aをもつ卵細胞とBをもつ卵細胞の数の比は1:1になる。
4.染色体の数は 15本で, Aをもつ卵細胞とBをもつ卵細胞の数の比は3:1になる。
図2のように,アサガオの「葉の形」には並葉の他に,丸葉がある。
次の表は,昨年栽培したアサガオの4つの株W~Zの「葉の形」と,それ
ぞれの株から採取した種子を今年栽培した結果をまとめたものである。
この結果から,株W~Zを,組み合わせをかえてかけ合
についての説明として最も適するものをあとの1~4の中から一つずっ
選び,その番号を答えなさい。ただし,「葉の形」の遺伝では, エンド
ウの「種子の形」の遺伝と同じ規則性で,遺伝子が子孫に受けつがれる
ものとする。
図2
イイ)
並葉
せたときの子
丸葉
B
表
それぞれの株から採取した種子を今年栽培した結果
すべての株で、丸葉になった
昨年栽培したときの「葉の形」
株W
丸葉
すべての株で、並葉になった
すべての株で、丸葉になった
株X
並葉
株Y
丸葉
株Z
並業
並葉になった株と丸葉になった株の数の比が3:1になった
1.株Wと株Xをかけ合わせると, 子は並葉になる株と丸葉になる株の数の比が約3:1になる。
22株Wと株Yをかけ合わせると,子は並葉になる株と丸葉になる株の数の比が約1:1になる。
8.株Xと株Zをかけ合わせると,子は並葉になる株と丸葉になる株の数の比が約3:1になる。
ダ. 株Yと株Zをかけ合わせると,子は並葉になる株と丸葉になる株の数の比が約1:1になる。