4 気体の発生と物質の質量の割合 やや難 質量の異なるビーカーA~Eに, うすい塩酸を
60cmずつ入れて質量をはかった。 次に,ビーカー A~Eに石灰石の粉末を1.0gから5.0g
まで 1.0g ずつ量を変えて加え,気体が発生しなくなるまで反応させた後, ビーカーをふく
めた全体の質量をはかった。 右の表は,
7点×3(21点) <愛媛改〉
その結果である。
(1) この実験で,加えた石灰石の質量と
反
応 うすい塩酸の質量[g]
前加えた石灰石の質量[g]
ビーカーの記号
ビーカーと
A
B
C
D
E
95.6 96.4 94.3 94.8 95.4
1.0 2.0
4.0
3.0
5.0
発生した気体の質量との関係はどうな
るか。 表をもとに,その関係を表すグ
反応後
ビーカーをふくめた
全体の質量[g]
96.2 97.6 96.1 97.6 99.2
後 石灰石のようす
ラフを右にかきなさい。
完全に完全に完全にとけ とけ
とけたとけたとけた残った残った
ビーカーEにとけ残った石灰石を完全にとかすには,
2.0
線部のうすい塩酸を最小限, あと何cm 加えれば
ないか。
3
3
40 cm³)
(3) 下線部のうすい塩酸30cm を別のビーカーにとっ
して水を加えて60cm にし, 石灰石の粉末 2.0g を加え
た。 このとき発生した気体は何gか。(
g)
正答率 (1)31% (2)21% (3)20%
アドバイス
③ (2) 結びついた酸素の質量=加熱後の酸化マグ
ネシウムの質量-加熱前のマグネシウムの質量。
(3) マグネシウムは3:2の質量の比,銅は4:
1の質量の比で酸素と結びつく。
気 1.0
発生した気体の質量 g
[g]
1.0
2.0
3.0
4.0
5
加えた石灰石の質量[g]
④ (1) 発生した気体の質量=反応前のビーカー
うすい塩酸の質量 + 加えた石灰石の質量反応
のビーカーをふくめた全体の質量。
(2)塩酸がすべて反応すると, 石灰石がとけ残
15 化学変化と