S
(初戦)
3回
5 回
7回
4 9回
5 11 回
んを行って、勝った人が負けた人の手持ちのコインの半分をもらうこ
123
とにする。 何回かじゃんけんを行った後, コインの枚数はAが50枚.
2
練習問題 ⑤
Bが78枚となった。このとき2人は何回じゃんけんを行ったか。
【H26 地方上級】
Step ① まずは問題を整理しよう
たとえば、初戦でAが勝つとすると, B は 64 枚の半
分の32枚をAに渡すことになり, A が 96 枚,B が 32
枚になります。 次の2戦目でBが勝つとすると,Aは
6枚の半分の48枚をBに渡すことになり,A が 48枚,
Bが80枚になります。
AO64 → A96
32
Bx64 B32
(2戦目)
Ax96 → A48
48
BO32 → B80
しかし,このようにやみくもに試行を重ねても答えに
はなかなかたどり着けませんね。
step ② 逆転の発想
最終的に A が 50枚,Bが78枚になったということ
がわかっているのですから、 逆にさかのぼっていきまし
=
64
ょう。
最後にどちらが勝ったかわかりますか?
最後にAが勝っていたとして考えてみましょう。 B
は半分になってしまうのですから、最後にじゃんけんを
96
する前には78×2156 〔枚〕 持っていて, その半分の
48
第6章 逆転の発想で正答が見える!
最終結果から
さかのぼる
練習問題 ④ でもそうでした
が、 最終結果があたえられ
ている問題では逆にさかの
ぼって考えることが必勝パ
ターンです。
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